自立を願う父さんのお金教育

就学前児童の父です。学校ではあまり学ばないお金の教育をいつ・どうやってわが子に教えていこうかを考えていきます。投資もやらせたいので、父親自ら投資実践しています。家族みんなの力で資産形成を目指すブログです。

幸せに生活するためには、何が必要か?:日々の贅沢レベルを低く保つ

人として生まれてきた以上、幸せに生活することは人生にとって最も大切なことであると考えます。しかし、何を幸せに思うかは十人十色です。ここでは、幸せと贅沢とお金の関係について子供(中学生になったら)に教えたいことをまとめてみました。

1. 余裕をもって物事を考えるための最低限の衣食住を整える

幸せに生活するためには、まずもって、健康と最低限の衣食住が必要であると考えます。これらのどれかが不足するから無理やりそれらを満たすために犯罪を犯したり、我慢を続けて餓死したり、病気になったりします。逆に、健康と最低限の衣食住を得られれば、心に余裕が生まれ、物事を冷静に考えるための環境が整います。したがって、健康と最低限の衣食住を得られるようにすることが幸せに生活する第一歩であると考えます。

2. 何が贅沢(得がたいこと)かを考えてみる

何が贅沢かは、人によって異なります。

  • 不治の病に罹ったとき:辛くない普通の状態でいることが贅沢
  • 空腹のとき:お腹いっぱい食べることが贅沢
  • 飲み水がないとき:飲用に適する水を安心して飲めることが贅沢
  • 小便を何時間も我慢しているとき:便所が贅沢
  • 休みが取れないとき:休暇をもつことが贅沢
  • 孤独なとき:人とのふれあいをもつことが贅沢
  • 期間限定のグッズが手に入らないとき:手に入れることが贅沢
  • 外車がほしいとき:手に入れることが贅沢
  • 家が狭いと感じているとき:より広い家に住むことが贅沢
  • 年老いたとき:若いこと(時間が十分にあること・体力があること・みずみずしい肌を保っていることなど)が贅沢
  • 年下の同僚が自分より昇進したとき:自分も昇進することが贅沢
  • お金がないとき:お金が手に入ることが贅沢
  • 恋人がいないとき:恋人と愛を語らうのが贅沢
  • 心に余裕がなく焦っているとき:余裕をもつことが贅沢
  • 禿げたとき:フサフサの髪をもつことが贅沢

自分の経験も交えて書いてみましたが、結局、贅沢とは

自分の現状に不満があるときにその不満を解消できること

なのだと考えます。その中でも、
自分のもつ富や努力だけでは実現できない贅沢

  • 不治の病に罹ったとき:辛くない普通の状態でいることが贅沢
  • 年老いたとき:若いこと(時間が十分にあること・体力があること・みずみずしい肌を保っていることなど)が贅沢

などは、真の贅沢なのだと考えます。若いときは、自分の若さの価値が分からないものです。自分が病気ではなくピンピンしているときは、自分が動き回れることの価値が分からないものです。現状で健康と衣食住が満たされている人は、そのような真の贅沢を常に享受していることを常に念頭に置くべきであると考えます。

3. お金で買えない贅沢と買える贅沢とを区別する

一概には言えませんが、お金で買えない贅沢とお金で買える贅沢があります。お金で買える贅沢は幸せな生活にとって必須とはならないため、お金を貯めるためには贅沢レベルを低く保ち支出を抑えることが大切です。

お金で買えない贅沢は、健康や若さのほかに以下のようなものがあります。

  • 孤独なとき:人とのふれあいをもつことが贅沢
  • 恋人がいないとき:恋人と愛を語らうのが贅沢
  • 禿げたとき:フサフサの髪をもつことが贅沢

これらは、自分以外に人がいるからこそ湧いてくる贅沢であると考えます。人間は生来社会的な生き物で、他者から受ける愛情や言語交換なしには生きていけません(フリードリヒ2世の実験(リンク)が有名)。また、禿げは禿げていない他人と禿げている自分とを比較するからこそ生まれる羨望の感情ですから、やはり人間が社会的であるからこその贅沢なのだと考えます。人とのふれあいはお金で買える場合もありますが、お金で買える人とのふれあいは商業的であるが故、贅沢とは見なせないでしょう。お金で買えない人とのふれあい、例えば何気ない家族団らん、職場での良好な人間関係の中での世間話など、自分を受け入れてくれている家族や隣人がいることは贅沢と言えるでしょう。

一方、お金で買える贅沢は、大抵がモノやサービスです。

  • 期間限定のグッズが手に入らないとき:手に入れることが贅沢
  • 外車がほしいとき:手に入れることが贅沢
  • 家が狭いと感じているとき:より広い家に住むことが贅沢

これらは、健康や最低限の衣食住に関係がありません。一言で言うと、物欲です。期間限定グッズは、「今しか買えません!」と、ある期間中に限定発売されるために物欲が刺激されます。買うまでにウキウキしますが、買った後は「もったいない」と大事に保管したりして、時間とともにその物への興味が薄れることが多々あります。こういう物を買うことは、お金の無駄になる可能性が高いため、避けた方が良いです。買うまでのウキウキ感を得るために買っているとも言えますが、買った物を活用したとは言えません。買うべき物は、日々使うもので、持っていることでときめき感を得られるもの(「人生がときめく片づけの魔法」:近藤麻理恵 著)であるべきです。

しかし物欲にも色々あって、例えば、「外車に乗ってそれ以上ない幸福感を得られ、もう死んでも良い」と思えるのであれば、それはその人の人生にとって大切なことであり、もはや「贅沢」ではなく、「幸せな人生を送るために必要な物」になり得ます。ここでは、そういうものではなく、「外車に乗ることで社会的地位を誇示できる」ことを意図しています。

お金で買える贅沢は、贅沢レベルを低く保つ対象になります。

4. 日々の贅沢レベルを低く保つと幸福感が増える

本題です。

幸せに生活するためには、健康と最低限の衣食住によって心の余裕を得ることが必要です。そのためには、ある程度のお金が必要です。ある程度のお金の額は時代や地域で異なりますが、最低限はその地域の最低賃金程度

地域別最低賃金の全国一覧 |厚生労働省

または、高校生や大学生の初任給程度

1 学歴別にみた初任給|厚生労働省

であると考えられます。私の住んでいる鳥取県ですと、最低賃金はH29年度で738円なので、一月の休日10日間で8時間フルタイムで働いたとして、(365(年間の日数)-120(年間の休日数))×8(1日の就業時間)×738(鳥取県最低賃金)=約144万6千円です。

ある程度のお金で生活し、健康と最低限の衣食住の水準を知ることができたら、実はすでに幸せな生活の半分位を知ることができたと言えるのかも知れません。

その上で、日々の幸せ感を増やすためには、贅沢のレベルを低く保つことが大切かと考えます。

生活をしていて、年収を増やすのは大変ですが、支出を抑えるのは工夫次第で可能です。贅沢のレベルを低く保つことは、支出を抑えるための心の工夫とも言えます。

贅沢レベルを低く保つことの例:

  • 寒い思いをしないでいられる服装は贅沢
  • 人に奇異な目で見られないでいられる服装は贅沢
  • 野菜が少しある食事は野菜のない食事よりも贅沢
  • 温かい食事が摂れることは冷たい食事よりも贅沢
  • とれたて野菜は日が経った野菜よりも贅沢
  • 帰宅して食事が用意されていることは贅沢
  • お腹が減った状態でおいしく食事できることは贅沢
  • たまに好物が食べられることは贅沢
  • ある程度安心・安全に住めることは贅沢
  • ある程度快適に住めることは贅沢
  • 個人のプライバシーが保たれながら住めることは贅沢
  • 妻と子供の笑顔が毎日見られることは贅沢
  • 中古の車でも、自転車と比べたら濡れずに移動できるだけ贅沢
  • 自転車での移動でも、時間と体力を使う徒歩と比べたら贅沢

などなど、自分にとっての日々の贅沢レベルを低く保つと、当たり前の生活がゆとりある生活に思えるようになり、支出が抑えられます。

幸せな生活を送るための工夫とは、つまるところ心の持ちようなのではないか、ということです。

資産形成をする上では、収入を増やすよりも、支出を抑えることの方が簡単で取り組みやすいです。支出を抑えながら、お金を増やす目的を考えて、具体的な金額を何年で増やすかということが大切だと考えます。 

関連記事などです。

cden.hatenablog.com年収がもたらす幸福感には限界があるという研究結果があるそうです。人間が考える幸福感というのは、本来、お金とは無関係なところにあるものなのかも知れません。

はじめて買い物をさせて「お金って何?」という質問をされたときに、子供に教えたいこと

はじめて買い物をさせる就学前児童または小学校低学年生を想定しています。

 

 お金は、地球に住んでいる人みんなが「人や物の役に立つもの」(価値)としてお互いに認め合ったもの

 子供は、自分が出したお金で物が手に入ることを経験して、お金があればお店で色々なものを買えることを学びます。そのタイミングで教えてやりたいことは、お金とは何か?ということです。お金は色々な物と交換できることから、お金にはただの物ではなく、「人や物の役に立つ」役割があるということを教えたいと思います。こういうことを教えると、「価値」という抽象概念が自然に学べると考えます。

お金は、人や物の役に立ったらもらえる

 子供は、お金でお菓子やおもちゃが買えると分かると、お金を欲しがるようになるでしょう。
(私も、小学生の頃に親の財布から千円札を無断で抜き、駄菓子屋で散財し、あげくにバレてこっぴどく叱られた経験があります^^;)
そこで教えたいことは、「お金はどうやったらもらえるのか」ということでしょう。私が親から教えてもらったことは、「お金は労働の対価である」ということでしたが、私は子供に投資も学ばせたいと思っていますので、「お金は人や物の役に立ったらもらえる」と教えようと思います。当然、人や物の役に立つことの中には労働も入りますので、子供は労働の意義も学べるということです。

お金は自分がもっている「役に立ったこと」を貯めた物

 子供は、親の日用品の買い物の付き添いで、「お金と物を交換することで生活が成り立っている」ことを学びます。生まれながらに貧しくて、お金がないと生活ができないということを肌で感じる子供もいるでしょう。生きるためには食べ物や服が必要で、それらを手に入れるためにお金を手に入れる必要があることを学ばせる必要がありますね。私の親を含む多くの親御さんは「お金は何もせずに手に入るものではない」「たくさん働いてようやく得られるものである」ということを学ばせるために、家事を手伝わせて労働の対価としてお駄賃を与えていると思いますが、このように教えると、勤労の素晴らしさを知らない子供は労働を苦役と感じるようになってしまいかねません。お金は労働のみから得られるものではないので、「お金は自分がもっている『役に立ったこと』を貯めた物」だと教えると良いのではないかと考えます。自分が何かの役に立てれば(価値を創出すれば)お金が手に入り、それで色々な物を買え、生活が営めるということを、子供に対して「労働」の負の印象をもたせずに教えてやることができます。

お金教育についての情報サイトです。
(1)「子どもはお金が好きやねん!今、金融教育が必要なワケ」

www.shiruporuto.jp

 お金を貯めることが重要であることを子供に学ばせる方法については、また別に考えたいと思います。

幸福感が得られる年収はいくら位か?

興味深い記事があり、将来子供に教えたいと思うので紹介します。

www.sankei.com

記事で紹介されているNature論文

"Happiness, income satiation and turning points around the world"

https://www.nature.com/articles/s41562-017-0277-0
によれば、どの程度の年収があれば幸福感が得られるかが統計的に示されました。筆者によると、3つの幸せとその幸せが飽和する金額(世界銀行購買力平価を考慮したドル建て、円は1ドル110円換算)として

  1. 楽しみ、笑顔、笑いなどポジティヴな感情をもたらしてくれること
    → 6万ドル(660万)
  2. ストレス、怒り、不安など、ネガティヴな感情がわかなくなること
    → 5万ドル(550万)
  3. 個人の認知的評価(何がストレスになるのかを自分で決めること)を含む、人生における全体的な満足度
    → 11万ドル(1210万)

であるということです。私を含む多くの人にとっては1と2で十分なのかなと思います。(それでも、年収550万円以上稼いでいる人は全体の数割だと思いますが)

 私にとっては、幸せを感じる源泉は「心の余裕」であり、心の余裕をもつために大事なものの内の一つが、生活を苦なく維持するためのお金をある程度もっていることだと思っています。そういう意味では、典型的な日本人にとっては、定期的な安定収入があるサラリーマンは金額の多少があっても幸せを維持できるのかなと思います。

 ただ、この記事で分からないのは、金額が一人当たりなのか、それとも世帯年収なのか、その辺が明らかでないです(原著にはあるのかも知れません)。金額からして、世帯年収で世帯の全員を対象としているのだと思いますが。

記事でも触れられていますが、「幸せ」とは、主観によるものであり、住む地域における社会的価値観を含む周囲と自分との比較に左右され得ます。そういう意味で、最近話題になっている「相対的貧困」という言葉は、如何様にも比較ができるので便利(危険?)な言葉であると思います。

人は富や成功で得られる幸福感にはすぐに慣れ、それは時間とともに薄れてしまう」という心理学的効果を「ヘドニック・トレッドミル現象」というらしいです。環境順応性に長ける人間という生き物のもつ性ですね。したがって、幸せとは多分に消費的であり、日々何気ない安息が続けられることこそがまさに人の幸せなのだと思っています。

この記事を読んで思い起こした格言があります。

起きて半畳寝て一畳、天下取っても二合半

いくら莫大な富や名声を手に入れても、自分に必要な空間や食事量は多くなりません。また、人間の欲望に限りは無いので、そのような欲望を過度に期待することがないように、謙虚な心をもつことが必要だと常々考えています。

お金はなぜ稼ぐのか、お金はなぜ大切なのか、そういったことを子供に理解させることは子供の人生を豊かにすると信じています。

娘の便秘への対策(肛門マッサージ)|6ヶ月~9ヶ月

はじめに:娘の便秘

娘は、離乳食を始めて少し経った6ヶ月の頃から便秘がちになりました。

年末年始挟んだ時、帰省先で、妻と相談して1週間目にして初めて小児科に行きました。

1週間も粘ったのは、それまで娘は普段と変わりなく、ご機嫌な感じだったからです。

診察時にお医者さんに伺った話では、1週間の便秘というのはやはり長く、「3~4日出なければ診察してほしい」とのことでした。とりあえず浣腸でうんちを出してもらいました。

その後も娘は便秘がちだったので、帰省から戻ってから改めて小児科に行きました。

治療方針

その小児科では、「排泄物であるうんちが体の中に溜まっていることは良くないこと」として、「毎日出ることが理想」という考えの下、「とりあえずうんちを出せるようになるまで浣腸のために通院してほしい」ということでした。併せて肛門マッサージを教えてもらいました。曰く、肛門マッサージをするとうんちが出てくれるようで、娘は基本的に肛門マッサージによって毎日排便できるようになりました(たまに出ない日もありますが)。

肛門マッサージの仕方

妻が小児科医から指導してもらった肛門マッサージの仕方です。1日~2日おきにやっていました。※お子さんに試される時は、予めかかりつけ小児科医から直接指導を受けられてください。

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  1. 黄色いシートをお尻の下に広げます。うんちの飛散防止用です。
  2. ベビーワセリンを綿棒(大人用でも赤ちゃん用でもどちらでも可)に適量塗布します。ベビーワセリンは安全な潤滑剤として使用できます。
  3. 着けていたおむつを広げたままで綿棒を肛門に挿入します。
  4. 綿棒で肛門内部を刺激します。
    最初は傷つけないか心配に思うのですが、綿棒を持っている指が肛門に入らない程度に綿棒を奥まで入れても大丈夫です。
  5. 刺激方法は、うんちをかき出すように肛門の内壁をほじります。赤ちゃんはうんちが肛門近くまで来ているときは異物感を感じますし、たまに綿棒を取り出してみるとうんちが付着していることが多いです。
  6. うんちが出てきます。赤ちゃんの調子にもよりますが、5分も続ければ大体出ます。
  7. うんちの硬さをチェックします。普通のやわらかさならば正常ですが、硬ければ小児科医に相談した方が良いでしょう。
  8. お尻とついているうんちを拭き取ります。股のほうにもついていることがありますので、股も拭きましょう。

 肛門マッサージ その後

娘はなかなかうんちを自分ではしませんでしたので、2ヶ月位の間2日おきに肛門マッサージをすることで排便していました。

その後、離乳食としてお通じに良さそうなヨーグルト(赤ちゃん用)やサツマイモなど食物繊維の野菜を与えながら、肛門マッサージの2日おきが3日おきになったりしながら、少しずつですが、娘が自分でうんちを出せるようになってきました。9ヶ月の今でも、3日出なければ肛門マッサージはやっていますが、基本的には、赤ちゃんが便秘で苦しそうでなければ、様子を見ることで良いようです。

「うんちがおむつについていた!」と帰宅後に妻から教えてもらうと嬉しくなってしまう今日この頃です。

てるみくらぶ倒産:個人が旅行代理店を通して旅行をする際の留意点と旅行会社の信用力を考えてみた

はじめに

てるみくらぶ倒産で被害者9万人、金額150億・・・。被害者におかれましては少しでも被害が減るようお祈りします。
僕としては、個人が旅行会社を通して旅行をする際のお金の流れが勉強になったので備忘録としてまとめました。

旅行前に倒産の知らせを知った人達の事例

  • 旅行代金を振り込んだ
    →倒産により1%程度しか返金されない可能性が高い
  • 旅行代金を振り込み、旅行直前だった

    航空券は本人からの予約ではなく、旅行会社からの予約だから解約も旅行会社からでなければならないようだ。
    国際線は出国手続きを伴うから、セキュリティの観点から二重発券できないようになっている?てるみくらぶが解約しないと出国が不可能な状況に陥っている?

  • 旅行中だった

    通常航空券は往復で発券されるから、てるみくらぶから支払いされて出国できたのであれば、帰国もできると考えるのが自然。ただし、予約されていたホテルに泊まっちゃったら自腹切らないといけない可能性がある。

9万人の被害だから、日本の観光産業のみならず、日本人観光客をたくさん受け入れている外国の観光産業も機会損失の被害を被るだろう。

交通手段、施設予約、宿を予約してから使用するまでの一般的な流れ

予約→支払い→予約確定→使用

旅行者自身が手配:

  1. それぞれの企業で予約する
  2. それぞれの企業へ支払いをする
    お金が企業に渡り予約が確定した時点で<契約成立>
  3. 当日使用する

旅行者が旅行代理店を通す場合:

  1. 旅行代理店へ予約をする
  2. 旅行代理店がそれぞれの企業へ予約をする
  3. 旅行者が旅行代理店へ支払いする
  4. 旅行代理店がそれぞれの企業へ支払いをする
    お金が企業に渡り予約が確定した時点で<契約成立>
  5. 旅行者が当日使用する

 ということで、今回のてるみくらぶ倒産では、てるみくらぶ自身に現金がなかったために4ができなかったことになる。てるみくらぶ社長の山田千賀子社長は「倒産前日まで倒産を予想できなった」と述べているが、個人的感覚と照らし合わせると、山田社長の認識に疑問を持たざるを得ない。
 サービスを提供する企業と提供を受ける個人とのやりとりだけならばシンプル。そもそも旅行は旅行者自身がすべて手配するのが理想だ。しかし、個人がすべて旅行を組み立てるのは手間暇の掛かることであり、国際線の航空券発券やビザ取得に至っては、個人では不可能な場合もある。両者の取引を円滑にするのが旅行代理店の役割だから、今回のような問題が起こるようでは、観光立国日本の看板も下ろされかねない。

個人が注意しなければならないこと・会社のもつ信用力

旅行代理店の信用力を計る上でのスケールの一つは業界団体への加盟だ。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jpにあるように、「社団法人日本旅行業協会(JATA)の会員会社である「ボンド保証会員」の旅行会社を選ぶことが大事だという。今回のてるみくらぶはこれに加盟していた。しかしながら、弁済限度額が1億2千万円でしかないから、151億円の損害額の前では焼け石に水だ。銀行預金のペイオフ制度のようなものはないらしい。

結局、個人として旅行会社の信用力を計るのは難しい。したがって、ハネムーンや家族旅行、記念旅行など費用が高い場合の旅行代理店との取引に当たっては、模造品、粗悪品、パチもんを掴まないために考えることのように、

  • プランが安すぎないか
  • 信用を重要視する団体と取引がありそうな旅行代理店か(J○Bや日本○行など)
  • 現在まで概ね利益を上げている旅行代理店か

などを考えて旅行代理店を選ぶことが必要かも知れない。

赤ちゃん・妻と外出する時に旦那が気をつけるべき5つのこと

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四六時中赤ちゃんの世話を家でしている妻を買い物やイベントなど外に連れ出すことは、妻のストレス解消、運動不足やコミュニケーションのために大切だと感じています。そこで、外へ連れ出すときに旦那として妻に配慮すべきこと・気をつけるべき5つのことをまとめてみました。

 1.外出先に授乳室や授乳スペースはあるか?

赤ちゃんと外出する妻にとって一番の心配事は授乳室・授乳スペースの有無です。赤ちゃんの食事タイミングは大人と違って多いです。おむつも換える必要があります。妻は常に赤ちゃんと一緒にいるためそのタイミングを把握していますが、世の旦那さんたちは分からない場合も多いのではないでしょうか?(僕はあまり分かりません)なので、外出先に授乳室や授乳スペースがあるかどうかは確認しておきましょう。
外出先にない場合、近隣の公共児童施設などもチェックしましょう。児童施設には大抵あります。また、車内もカーテンなど用意すれば授乳スペースになります

授乳室が大抵ある
大型ショッピングモール(イ○ン系、アピ○系など)、遊園地、高速道路のサービスエリアなど

授乳室がない場合が多い
商店街、街中のスーパー、ファミレス、イベント会場、古いパーキングエリアなど

便利なアプリがブックマークされていましたので紹介。

b.hatena.ne.jp

 授乳室設備はどうか?

授乳室があるといっても設備はピンキリです。

  • 必要度高い
    個室
    ベビーベッド
  • あったら良いな
    ミルク用お湯・水
    おむつ廃棄用ゴミ箱
    流し台
    体重計・身長計

特にミルク用お湯・水(水筒を携行する必要がない)とおむつ廃棄用ゴミ箱(家に持ち帰る必要がない)は嬉しいですね。

 2.外出先は禁煙・分煙が徹底されているか?

赤ちゃんには何としても副流煙を吸わせる訳にはいきません。なので、外出先は禁煙・分煙されているかどうかは確認しましょう。街中のラーメン店や焼肉屋などサラリーマン・現場従業員のたまり場は美味しくても避けた方が無難です。

 3.赤ちゃんの日常生活に沿っているか?

我が家では妻の指導で赤ちゃん時間に沿った外出をしています。門限もあります

  • 朝は7時の着替え・オムツ換え・ミルクが終わってから外出。
  • 夜は16時のオムツ換え・ミルクに間に合うように帰宅。

赤ちゃんは生活そのものに慣れていないようで、大人よりも時間に敏感です。また外出は家出の生活よりも遥かに疲れます。規則正しい生活をさせてやるためにも、外出は夕方で終わるように外出しましょう。

 4.外食はできれば個室のある所で。座敷でも可。カート使用可も入店時に確認。

授乳室のあるレストランはまだまだ少ないですが、個室のあるレストランは少なくないです。個室ならば授乳ケープを使いやすいですし、赤ちゃんがぐずっても大丈夫です。座敷は、赤ちゃんを寝かすのに都合が良いです。席は、カートが置けるかどうかを入店時に訊ねましょう。

 5.妻への気配り・声掛けを行っているか?

普段赤ちゃんと一緒にいる妻は赤ちゃんについてきめ細かく状況を把握していますので、情報共有として積極的に妻に声掛けしましょう。「○○(赤ちゃんの名前)疲れてないかな?」「おむつ大丈夫かな?」など。また、妻も家と違って他人がいる外出先では疲れますし用便なども気を遣います。旦那として思い遣ってやりましょう。

 まとめ

外出は妻と赤ちゃんにとって一大事です。赤ちゃん連れは持ち物も多くなります。荷物を持つ、抱っこするなど力のある男だからこそ率先してやって、妻・赤ちゃんと快適に外出したいものですね。

当ブログのおもなテーマ

 

はじめに

逆縁にならない限り、親は我が子よりも先に死にます。だから、子供は自立するまでに、様々な知識や技能を身に着けなければなりません。親が我が子に対してできることは、その手助けが子育てのすべてであると思います。その手助けは、子供が興味・関心により自主的に取捨選択することができるまでは親が知りうる限りの知識と技能で取り組み、自主的に選ぶことができるようになってきたらだんだん少なくしていくのが良いと思っています。

当ブログのおもなテーマ:子供の自立

このブログでは、子供の自立を促すための子育て父親の観点で考えます。子供の自立とは、大きく分けて精神的自立経済的自立です。経済的自立は働いて生計を立てて初めて成り立ちますが、そのトレーニングは小さい頃からできると思います。また、精神的自立は人が精神的に依存せず問題解決をできることで成り立ちますが、やはり小さい頃からトレーニングできると思います。このブログでは、それらの方法の例示と実践をおもに紹介していきたいと思います。

父親の観点:父性

私は父親は母親の代わりはできない、と心底思っています。泣きじゃくる子供を私はどれだけ高い高いしても泣き止ませられないのに、妻が抱いてやるとピタッと泣き止みます。子供は母親のもつ母性により大きな愛を感じているのだと思います。だから、父親は父性を発揮して子供に愛情を注いでやれば良いのだと思っています。

「半人前子育て」

私は現在、初めてできた子である0歳児の父親でしかなく、子育ては妻と協力した上での試行錯誤です。「教育は国家百年の計」とあるように、子育ての評価は非常に長い時間を要します。子育ての結果自体、子供が成人するまで、いや、その子供が老いて死ぬまで確定しません。当ブログはいつまでも半人前です。したがって、教育界の偉人や子育ての先輩ブログの知見も大いに取り込みたいと思っています。

私はフルタイム勤務なので、子供と接する時間は平日朝晩と休日のみです。そんな中で妻と協力して子育てするために、このブログはまず

  • 妻が理解しやすい、分かりやすい内容(妻にも実践してもらいたいため)
  • スマホでも読みやすい内容(妻はスマホ使いのため)

を心がけたいと思います。

そして子育てを通して、家族全体で自立度を高めていけたら良いなと思っています。

終わりに:ブログ主のプロフィール

名前:木の芽

アラフォー。東京都出身。就職を機に地方都市在住。

仕事:教育関係のサラリーマン。キャリア教育や早期教育に関心あり。理系ですが心理学や社会学にも関心あり。

家族:妻(アラサー、フルタイムのパート、育休中)、娘(0歳7か月、女の子)。

 

子育てを楽しみながらブログも楽しんでいきます!

よろしくお願いします。

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