はじめに:娘の便秘
娘は、離乳食を始めて少し経った6ヶ月の頃から便秘がちになりました。
年末年始挟んだ時、帰省先で、妻と相談して1週間目にして初めて小児科に行きました。
1週間も粘ったのは、それまで娘は普段と変わりなく、ご機嫌な感じだったからです。
診察時にお医者さんに伺った話では、1週間の便秘というのはやはり長く、「3~4日出なければ診察してほしい」とのことでした。とりあえず浣腸でうんちを出してもらいました。
その後も娘は便秘がちだったので、帰省から戻ってから改めて小児科に行きました。
治療方針
その小児科では、「排泄物であるうんちが体の中に溜まっていることは良くないこと」として、「毎日出ることが理想」という考えの下、「とりあえずうんちを出せるようになるまで浣腸のために通院してほしい」ということでした。併せて肛門マッサージを教えてもらいました。曰く、肛門マッサージをするとうんちが出てくれるようで、娘は基本的に肛門マッサージによって毎日排便できるようになりました(たまに出ない日もありますが)。
肛門マッサージの仕方
妻が小児科医から指導してもらった肛門マッサージの仕方です。1日~2日おきにやっていました。※お子さんに試される時は、予めかかりつけ小児科医から直接指導を受けられてください。
- 黄色いシートをお尻の下に広げます。うんちの飛散防止用です。
- ベビーワセリンを綿棒(大人用でも赤ちゃん用でもどちらでも可)に適量塗布します。ベビーワセリンは安全な潤滑剤として使用できます。
- 着けていたおむつを広げたままで綿棒を肛門に挿入します。
- 綿棒で肛門内部を刺激します。
最初は傷つけないか心配に思うのですが、綿棒を持っている指が肛門に入らない程度に綿棒を奥まで入れても大丈夫です。 - 刺激方法は、うんちをかき出すように肛門の内壁をほじります。赤ちゃんはうんちが肛門近くまで来ているときは異物感を感じますし、たまに綿棒を取り出してみるとうんちが付着していることが多いです。
- うんちが出てきます。赤ちゃんの調子にもよりますが、5分も続ければ大体出ます。
- うんちの硬さをチェックします。普通のやわらかさならば正常ですが、硬ければ小児科医に相談した方が良いでしょう。
- お尻とついているうんちを拭き取ります。股のほうにもついていることがありますので、股も拭きましょう。
肛門マッサージ その後
娘はなかなかうんちを自分ではしませんでしたので、2ヶ月位の間2日おきに肛門マッサージをすることで排便していました。
その後、離乳食としてお通じに良さそうなヨーグルト(赤ちゃん用)やサツマイモなど食物繊維の野菜を与えながら、肛門マッサージの2日おきが3日おきになったりしながら、少しずつですが、娘が自分でうんちを出せるようになってきました。9ヶ月の今でも、3日出なければ肛門マッサージはやっていますが、基本的には、赤ちゃんが便秘で苦しそうでなければ、様子を見ることで良いようです。
「うんちがおむつについていた!」と帰宅後に妻から教えてもらうと嬉しくなってしまう今日この頃です。