自立を願う父さんのお金教育

小学生・就学前児童の父です。学校ではあまり学ばないお金の教育をいつ・どうやってわが子に教えていこうかを考えていきます。投資もやらせたいので、父親自ら投資実践しています。家族みんなの力で資産形成を目指すブログです。

ヨコミネ式に倣う幼児の家庭学習の方針(年齢別)

我が家の1番目の娘は今2歳5ヶ月で、保育園や親と歌った歌を覚えたり、絵本に描いてあるものや生き物を覚えたり、「帰る」などの動詞を言えたり、「後1回だからね!」にしたがって遊びを終わらせたりと知能の伸びを感じています。

「ヨコミネ式」に拠れば、子供の学習は「読み・書き・計算」が重要であり、最初の「読み」について、「ひらがなの読みは2歳後半から始めるべき」と書かれています。

そこで、普通の園児を全員優秀に育てるヨコミネ式を参考に、年齢別での家庭学習の内容をまとめたいと思います。

読み・書き・計算を、他人に頼ることなく親が直接子供に教えたいという親はぜひ参考にしてください。子供が一生使う能力の育成を直接施せるのは、親として最高の贅沢だと考えています。

学習させるための準備

  • 早寝早起きを習慣付けさせる。
    20時には寝かせ、6時に空腹とともに起床させるようにする。朝食後、「読み・書き・計算」各項目を20分ずつ、1時間行う。
  • 子供を赤ちゃん扱いしない。
    甘えさせる、抱きしめてやるのは2歳まで。3歳以降は突き放す。また、お姉ちゃん、お兄ちゃんの意識を持たせる。そのようにして子供の「成長したい」という意識を促す。「○○ちゃん」などではなく、呼び捨てにする。手伝いをさせる。荷物を持たせたり、箸を出させたりさせる。

読み

2歳まで

  • 読み聞かせ
    2歳まで行う。3歳になる歳の始めには一切止める。それ以降も読み聞かせを行うと、読んでもらうことが習慣となり、受身の姿勢が身についてしまう。
  • ひらがなの五十音の読み
    2歳後半から始める。ひらがなカードを1枚ずつ見せて教える。

3歳~小学校入学まで

  • 本読み(五十音が読めるようになったら)
    拾い読み4歳になる年の夏までに始める。文字数の少ない本からひらがなの拾い読みを始める。

    すらすら読み:「り・ん・ご」と一文字ずつ切り離して読むのではなく、「りんご」と言葉全体で捉えられるようになり、言葉として意味を掴めるようになるなど進歩が見えてきたら黙読をさせる。時々は声に出して読ませ、間違いがないか確認をする。

    本読みノート:読了した本の名前を記録しておくと、子供を励ませられる。

    伝言板:日々の中で子供へのメッセージなどを書き、子供に読ませると良い。おやつについてや簡単な指示についてなど。

    5歳になる頃には、小5~6年生向けの本も読めるようになる。但し、読解力はこの頃には未熟でも構わない(ある程度人生経験が必要だから)。

書き

書く練習は4歳になる年の4月から始める

書くために身に着けておきたいこと

  • 手を使うことを多く体験させる
    指の力をつけ、指先を自由に動かすために必要。箸を使わせる、はさみや粘土遊びをさせるなど。
  • 背筋を伸ばした、正しい姿勢でいすに座らせる
    ある程度長い時間書かせるために必要。走る練習をさせると腹筋、背筋が鍛えられ、良い姿勢になる。毎日30mでも良いからさせる。

ヨコミネ式95音

  • ヨコミネ式95音にしたがい、簡単な文字から始めて95音すべて書かせて覚えさせる。

書写

  • 文字練習を始めて1年位過ぎ(つまり5歳になる年の春から)、ヨコミネ式95音を覚えたら始める。
  • 作文の基本となる文章構造、言葉の使い方を覚えさせる。てにをはなど助詞の使い方を覚えるまでさせる。
  • 自分や家族についての文章、友達についての文章など子供が興味を持つ文章を写させると良い。
  • 8字×6行の用紙から始める。慣れてきたら次第に文字数を増やす。

作文・日記

  • 5歳児クラスに入ったら始める。
  • 書けと言っても書けないため、子供と会話しながら、書く内容を引き出してやり、内容を書かせる。
  • 親が手本を見せる。手本は、子供が分かる程度の文章であることが必要。
  • レベル1:したことを書かせる
  • レベル2:感想を書かせる
  • レベル3:自由に書かせる

計算

 計算も書きと同様に4歳になる年の4月から始める。計算をするには、数字が書けなければならない。

計算のために身に着けておきたいこと

  • 計算の練習を始める数ヶ月前、3歳の冬には、数を数える練習を始める。
  • 見たものと数を一致させる。指を立てて何本かを訊ねる。
  • 1~10までの数を数えられるようになるようにする。
  • 読み・書きとの関連
    1. 数字を正しい書き順で書ける。
    2. 枠線をなぞって枠からはみ出ないように数字を書ける。
    3. 数字を読める。
    4. 1~20までの数字と数を理解し、物を1~20まで数えられるようにする。
    5. 1~10までの「たまたまたしざん」などの図は、数えなくてもある程度分かるようにする。

 参考文献

本稿は「「ヨコミネ式」天才づくりの教科書 いますぐ家庭で使える「読み・書き・計算」の教材」を多数引用しています。 著者は幼児の特性を非常に熟知した教育者で、その特性を踏まえた教育は素晴らしいの一言です。

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