自立を願う父さんのお金教育

就学前児童の父です。学校ではあまり学ばないお金の教育をいつ・どうやってわが子に教えていこうかを考えていきます。投資もやらせたいので、父親自ら投資実践しています。家族みんなの力で資産形成を目指すブログです。

NISA制度恒久化見送りへ!始めるなら2019年度がラストチャンスです!

個人投資家にとって、NISAが2024年以降恒久化されるか否かということは数年来の関心の的だった訳ですが、 恒久化は見送りだということです。

www3.nhk.or.jp

 以下は上記記事の引用です。

来年度の税制改正で銀行業界などが要望していた、個人投資家を対象とする優遇税制「NISA」を恒久的な制度にすることについて、政府・自民党は、期限を区切って行うべき制度だとして、恒久化は見送る方針を固めました。

 ということで、NISAの新規受付は2023年で一区切りのようです。日本の投資人口の増加率が減少するかも知れないですね。

 

一般NISAとジュニアNISAで非課税枠を最大限生かすのは2019年がラスト!

金融庁HPによると、NISAを使って非課税で投資できる期間は一般NISAが5年間、つみたてNISAが20年間、ジュニアNISAが5年間です。

NISA口座の新規開設が2023年で終了するということですと、一般NISAとジュニアNISAについては、2019年は非課税枠をすべて活用できる最後の年であるといえます。

なお、つみたてNISAの投資可能期間は2018年~2037年までの20年間なので、フル活用する場合は2018年に始める必要があります。口座開設に1ヶ月は掛かりますので、現時点でフル活用は不可能かと思います。

ということで、NISAにとって2019年はラストチャンスです。特にジュニアNISAは非課税の恩恵が大きいので、子供用の資産形成にお勧めです!

我が家では、家族全員NISA口座を開設しています。非課税枠が全員で年240万円です。

 

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ジュニアNISAで長期資産運用|証券会社をどこにする?お金教育もしたい!

我が家では、

  • 子供の大学通学費用
  • 老後の生活費

を貯めるために長期の資産運用を実践しています。その運用の中身について紹介します。

ジュニアNISAの運用は長期がベスト!

ジュニアNISAは子供が18歳になるまで資金拘束を受ける代わりに、1年間で80万円、5年間で計400万円、さらにロールオーバー(継続管理勘定)により最大20年間の非課税枠が得られるNISA制度です。最大10年間の非課税期間をもつ一般NISA(1年間で120万円を5年間)と20年間非課税ですが継続管理勘定のないつみたてNISA(1年間で40万円を20年間)の良い所を合わせたような制度です。

資金拘束は、個人的にはデメリットとして考えておりません。なぜなら、貯金は出金しにくい口座に置いておく事が基本だからです。

我が家では、大学通学費用の確保を目的として、20年間の長期で分散投資を行っています。

ETF投資信託の長期運用における最も重要な点:経費率(信託報酬などのコスト)

ETF投資信託の長期運用における最も重要な点は、保有しているだけで掛かる信託報酬(経費率)などによるコストです。例えば信託報酬などの実質コスト0.15%とすると、400万円保有の場合1年間で6000円のコストです。これを15年間続けると実に9万円のコストが掛かります。

 

ジュニアNISAの証券口座

娘と息子の証券口座はSBI証券楽天証券かで悩みました。どちらもネット証券の大手なのでインデックスファンドなどの毎月積み立てはできますが、細かい所で異なります。

  • SBI証券のメリット
    なんと言っても米国株の取り扱いがあることです。ブラックロックやバンガードのETFが取引手数料無料で買えます。米国のETFの経費率はコスト競争が激しく、年0.04%程度まで下がっています。日本のETF投資信託よりも一桁程度安いです。楽天証券ではそもそも海外株が買えませんのでコスト的なメリットが大きいです。
  • 楽天証券のメリット
    やはり「投信あしあと」機能です。買付履歴、買付総額とリターンがグラフィカルに表示できます。SBI証券はシンプルなので総額のリターンの値だけが表示され、表やグラフは自分で表計算ソフトなどで描画しなければなりません。これは相当な手間です。

ということで、先進国株式に分散投資をするとして、最もコストが掛からない選択肢は、おそらく、

  • SBI証券のジュニアNISA口座でバンガード社などの米国ETFを買うこと

です。例えばバンガード社の全米の株式に分散投資するETFであるVTIは経費率が年0.04%なので、400万円保有の場合1年間でもたった1600円のコストであり、現状最安値です。コスト観点では、ジュニアNISAにおける最適解なのは間違いありません

ETFによるデメリットは割と大きい

コスト的にはETFが最適と結論しましたが、ETFの仕組みはジュニアNISAに適合しません。米国ETFの場合、配当金が4半期ごとに支払われますが、その配当金は米国での税金10%が掛かりますし、再投資は自力で行う必要があるため面倒です。また、投資可能金額全額をETFで満たすことができませんので端数はおそらく別の投資信託にしなければなりません。投資信託であれば100円以上の端数でも買えるからです。

また、ジュニアNISA口座での買付は、特定口座からNISA口座への資金の振替が必要で、結構手間なのです。その上でさらに手間が増えるのは大変です。

 

参考になった記事がありました。バンガード社のETFであるVTIを直接買付するか投資信託である楽天・全米インデックスファンド(楽天VTI)にするかという記事でした。

www.americakabu.comこちらのブロガーのたぱぞうさんは、下方乖離などの観点で、1年間はSBI証券でVTIを直接買付し、2年目以降は楽天VTIにすれば良いというお考えでした。確かに、本家のETFならば長期的なコストが段違いに安いですし、下方乖離も生じ得ません。

私の選択は楽天証券

ですが私は結局楽天証券にしました。それは、なるべく手間を減らすためです。

コストの観点

ETFは再投資や端数の処理が面倒であり、楽なのはやはりドルコスト平均法投資信託を一定額積み立てる方法であると考えます。実質コストは総資産が膨らめば安くなっていくので、それを期待したいと考えています。なお、楽天VTIの2018年8月現在の実質コストは0.311%でVTIの7.78倍です。15年間400万円の保有で186,600円、VTI直接買付よりも162,600円高いです。結局、16万円は手間賃として妥当かどうかですね。人によって異なると思いますので、最適選択肢というものはありません。

金銭教育の観点

加えて、私は、運用中の資産は子供に見せるなど金銭教育の教材として活用したいと考えています。そういう観点では、自動でグラフを作ってくれる楽天証券のサイトはやはり便利なのです。こんな感じです。

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投資額とリターンの推移がひと目で分かります。SBI証券にこういった機能があれば「言うことなし」なのですが、今後もたぶん実装されませんね。SBI証券はシンプルな画面が好きなようなので。

 

ということで、ジュニアNISAで手間をかけずにお金教育の教材にも使いたい!ということを考えて、私は楽天証券を選択しました。

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ヨコミネ式に倣う幼児の家庭学習の方針(年齢別)

我が家の1番目の娘は今2歳5ヶ月で、保育園や親と歌った歌を覚えたり、絵本に描いてあるものや生き物を覚えたり、「帰る」などの動詞を言えたり、「後1回だからね!」にしたがって遊びを終わらせたりと知能の伸びを感じています。

「ヨコミネ式」に拠れば、子供の学習は「読み・書き・計算」が重要であり、最初の「読み」について、「ひらがなの読みは2歳後半から始めるべき」と書かれています。

そこで、普通の園児を全員優秀に育てるヨコミネ式を参考に、年齢別での家庭学習の内容をまとめたいと思います。

読み・書き・計算を、他人に頼ることなく親が直接子供に教えたいという親はぜひ参考にしてください。子供が一生使う能力の育成を直接施せるのは、親として最高の贅沢だと考えています。

学習させるための準備

  • 早寝早起きを習慣付けさせる。
    20時には寝かせ、6時に空腹とともに起床させるようにする。朝食後、「読み・書き・計算」各項目を20分ずつ、1時間行う。
  • 子供を赤ちゃん扱いしない。
    甘えさせる、抱きしめてやるのは2歳まで。3歳以降は突き放す。また、お姉ちゃん、お兄ちゃんの意識を持たせる。そのようにして子供の「成長したい」という意識を促す。「○○ちゃん」などではなく、呼び捨てにする。手伝いをさせる。荷物を持たせたり、箸を出させたりさせる。

読み

2歳まで

  • 読み聞かせ
    2歳まで行う。3歳になる歳の始めには一切止める。それ以降も読み聞かせを行うと、読んでもらうことが習慣となり、受身の姿勢が身についてしまう。
  • ひらがなの五十音の読み
    2歳後半から始める。ひらがなカードを1枚ずつ見せて教える。

3歳~小学校入学まで

  • 本読み(五十音が読めるようになったら)
    拾い読み4歳になる年の夏までに始める。文字数の少ない本からひらがなの拾い読みを始める。

    すらすら読み:「り・ん・ご」と一文字ずつ切り離して読むのではなく、「りんご」と言葉全体で捉えられるようになり、言葉として意味を掴めるようになるなど進歩が見えてきたら黙読をさせる。時々は声に出して読ませ、間違いがないか確認をする。

    本読みノート:読了した本の名前を記録しておくと、子供を励ませられる。

    伝言板:日々の中で子供へのメッセージなどを書き、子供に読ませると良い。おやつについてや簡単な指示についてなど。

    5歳になる頃には、小5~6年生向けの本も読めるようになる。但し、読解力はこの頃には未熟でも構わない(ある程度人生経験が必要だから)。

書き

書く練習は4歳になる年の4月から始める

書くために身に着けておきたいこと

  • 手を使うことを多く体験させる
    指の力をつけ、指先を自由に動かすために必要。箸を使わせる、はさみや粘土遊びをさせるなど。
  • 背筋を伸ばした、正しい姿勢でいすに座らせる
    ある程度長い時間書かせるために必要。走る練習をさせると腹筋、背筋が鍛えられ、良い姿勢になる。毎日30mでも良いからさせる。

ヨコミネ式95音

  • ヨコミネ式95音にしたがい、簡単な文字から始めて95音すべて書かせて覚えさせる。

書写

  • 文字練習を始めて1年位過ぎ(つまり5歳になる年の春から)、ヨコミネ式95音を覚えたら始める。
  • 作文の基本となる文章構造、言葉の使い方を覚えさせる。てにをはなど助詞の使い方を覚えるまでさせる。
  • 自分や家族についての文章、友達についての文章など子供が興味を持つ文章を写させると良い。
  • 8字×6行の用紙から始める。慣れてきたら次第に文字数を増やす。

作文・日記

  • 5歳児クラスに入ったら始める。
  • 書けと言っても書けないため、子供と会話しながら、書く内容を引き出してやり、内容を書かせる。
  • 親が手本を見せる。手本は、子供が分かる程度の文章であることが必要。
  • レベル1:したことを書かせる
  • レベル2:感想を書かせる
  • レベル3:自由に書かせる

計算

 計算も書きと同様に4歳になる年の4月から始める。計算をするには、数字が書けなければならない。

計算のために身に着けておきたいこと

  • 計算の練習を始める数ヶ月前、3歳の冬には、数を数える練習を始める。
  • 見たものと数を一致させる。指を立てて何本かを訊ねる。
  • 1~10までの数を数えられるようになるようにする。
  • 読み・書きとの関連
    1. 数字を正しい書き順で書ける。
    2. 枠線をなぞって枠からはみ出ないように数字を書ける。
    3. 数字を読める。
    4. 1~20までの数字と数を理解し、物を1~20まで数えられるようにする。
    5. 1~10までの「たまたまたしざん」などの図は、数えなくてもある程度分かるようにする。

 参考文献

本稿は「「ヨコミネ式」天才づくりの教科書 いますぐ家庭で使える「読み・書き・計算」の教材」を多数引用しています。 著者は幼児の特性を非常に熟知した教育者で、その特性を踏まえた教育は素晴らしいの一言です。

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ジュニアNISAで最長20年間の非課税長期投資をインデックスファンドでする|収益シミュレーション

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我が家では子供2人のジュニアNISA口座を作り、非課税の恩恵を最大限受けながら長期で資産形成しています。ここでは、ジュニアNISAを活用した運用計画と我が子の運用結果について紹介します。

運用益に対する税金と非課税の恩恵

株や投資信託の運用益、配当に課税される税金は20・315%(所得税15.315%、住民税5%)です。運用益が税抜100万円では、なんと203,150円もの金額が税金で引かれてしまうことになり、税引き後の手取り運用益は796850円となります。

ということで、例えば利回り3%でしたら約7年分、5%でしたら4年分の運用益が税金で持っていかれてしまいます。ということで、非課税で長期運用できるNISAは必ず活用すべきであると考えています。

ジュニアNISAのメリットは最長20年間の非課税期間!

ジュニアNISA制度は、2016年から2023年までの期間中、子供一人につき80万円/年を5年間非課税とすることができる制度です。5年間の非課税期間の後は払い出しか20歳までの非課税期間の継続(ロールオーバー、継続管理勘定)を選ぶことができます。


NISAとは? : 金融庁の図面を参照してください。

 

したがって、ロールオーバーを選択した場合、運用益の非課税期間は大人NISAが最長10年間であるのに対して、ジュニアNISAでは最長20年になります。これは凄まじいメリットであるので、なるべく若い頃(0歳)から非課税で運用するのが望ましいと考えています。

72の法則

72の法則とは複利運用についての便利な数式です。利回りx%とした場合に、元本を2倍にするのに掛かる年数yがy=72/x で計算できるというものです。例として3%で24年、5%で14.4年、9%で8年で元本が2倍になります。逆に20年で元本が2倍になるのに必要な年利回りは72/20=3.6%ということになります。このように、長期運用ではたった数%の違いでもお金の増え方が非常に変わります。

資金計画と運用予定金額

子供の大学学費(必要になるのは16~18年後):自宅外からの費用500万円/人
子供の独立支援:200万円/人
合計:700万円/人

私は地方都市暮らしなので、子供達は県外の大学に行くという想定で4年間の出費500万としました。また、独立に際してもなるべく支援してやりたいものですよね。諸々で700万円程度以上あれば親としては安心かなと思います。

つまり目標は元本400万円で700万円以上に増やすことです。

NISA運用中の必要金額の見積り

ジュニアNISAの満額運用をする際に気をつけるべきことは、子供一人あたり400万円貯めて全額運用に回せるだけの資金的余裕です。具体的には、2018年にNISA開始、NISA制度終了の2023年までの6年間で400万円必要となります。

 子供二人ですと6年間で800万円必要となります。結構額が大きくなります。

我が家では、子供手当、お年玉などのお金を子供の収入として全額NISA口座に入れています。子供手当は5年間で子供一人当たり72万円貯まります(3歳未満15000円、3歳~5歳まで10000円)ので、必要な金額は5年間で子供一人当たり328万円となります。

したがって、5年間子供2人で656万円、月当たりでは約11万円必要ということになります。

インデックスファンドのアセットアロケーションと年平均期待リターン

アセットアロケーションは米国を中心とした先進国への分散投資としています。具体的には50%を楽天・全米株式インデックスファンド、残り50%をeMAXIS Slim先進国株式インデックスとしています。これらはマザーファンドも十分大きく、信託報酬も最低クラスです。

  • 楽天・全米株式インデックスファンドの20年間の平均年利回りはS&P500と同程度と考えれば6.4%程度となります。
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックスはMSCIコクサイ・インデックスを基準としており、20年間の平均年利回りは5.9%程度となります。

引用:https://myindex.jp/major_i.php

20年間ということになりますとリーマンショックも含んだ年利回りとなりますが、それでもマイナスリターンにはなりません。

運用するといくらになる?

1.5年間で400万円毎月積み立て

条件

  • 毎月66666円を5年間60回で積み立て
  • 年利回り6%
  • 信託報酬などの実質コストは考慮しない

として積み立てのシミュレーションをしてみます。

シミュレーション結果は以下の通りです。

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5年後に運用収益651,289円、合計4,651,289円となりました。

積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

2.積み立て後20歳まで売らない(ロールオーバーして15年間運用)

条件

  • 積み立て開始して5年後から順次ロールオーバーを開始
  • 子供が20歳まで売らない(15年間運用)
  • 元本4,651,289円
  • 年利回り6%
  • 信託報酬など実質コストは考慮しない

として積み立てのシミュレーションをしてみます。

シミュレーション結果は以下の通りです。

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運用収益6,495,796円、合計11,147,085円となりました。

野村證券 | マネーシミュレーター「みらい電卓」~運用編(資産運用シミュレーション)

20年間の運用結果・節税額

元本が400万円、最終的な運用結果が1114.7万円なので、足掛け20年間で714.7万円が運用収益となります。百分率で表現すると278%です。元本を割らないどころか、運用収益だけで大学の学費や独立支援費用を賄えることになります。

なお、節税額は714.7万円の20.315%(復興特別所得税は2038年まで)なので、145.2万円となります。

まとめ

  • ジュニアNISAは最長20年非課税投資期間がある
  • 満額400万円を毎月インデックスファンドで積み立て投資する
  • 年利回り6%(先進国への分散投資)運用で20年後の最終収益714.7万円、税金0円

親子2世代で運用していけば年数をかけてさらに増やせることが期待できるので、長期で考えるとお金持ちの家庭になることは難しくないのかも知れませんね。

 

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子供を0歳の個人投資家に!ジュニアNISA口座での取引開始までの流れと必要日数のまとめ

子供が生まれたので、さっそく未成年口座とジュニアNISA口座を開設して取引開始しました。積み立てはなるべく早く・長く!ということで、本エントリーでは、流れと必要日数をまとめました。なお、必要日数はあくまで今回の例なので、証券会社・銀行・役所の状況次第で前後すると思われます。

1.開設までの手続きの詳細

過去の記事を参考にしてください。

cden.hatenablog.com証券口座開設のための必要書類は

  • 家族全員分の住民票
  • 生まれた子供のマイナンバー通知カード

です。

2.証券口座およびジュニアNISA口座開設までの日数

以下の通り、証券口座およびジュニアNISA口座の開設には 日程度掛かりました。
生まれたばかりの子供の口座開設だと、マイナンバー通知カードが届くまでの期間が長いです。なお、例として示した証券会社は楽天証券です。

  1. 出生(0日目) ※証券口座の申込書の取り寄せは出生する前でもできる
  2. 出生届提出(0日目)
  3. 証券口座(&ジュニアNISA口座)開設申込(証券口座のHP上で)(1日目)
  4. 住民票コード通知書の到着(7日目)→以後コンビニで住民票を出せる
  5. マイナンバー通知カードの到着(28日目)
  6. 証券口座(&ジュニアNISA口座)開設申込書の投函(30日目)
    申込書には申請者(子供)のマイナンバー通知カードおよび住民票の写しを添える必要があります。
  7. 証券会社が申込書類を受領した旨の通知(メールで)(39日目)
  8. 証券会社からログインID・パスワードが記載された書留が到着(41日目)
    ※この時点ではまだ税務署審査が完了しておらず、特定口座での売買は可能であるがジュニアNISA口座での取引は不可f:id:cden:20181013170410p:plain
  9. 税務署審査完了(49日目
    証券会社からジュニアNISA口座開設完了の通知があり、売買が可能になりました。

    f:id:cden:20181021054407p:plain

まとめ

ジュニアNISA口座開設に掛かった日数は、子供の出生から49日目、2ヶ月弱という結果となり、生後2ヶ月で個人投資家になれたといえます。

個人投資家機関投資家に勝る唯一の点は投資が時間分散でできることであるといわれています。投資を親権者から子供へバトンタッチしてなるべく長い期間に渡り子供の資産形成を支援することは、子供への愛情のひとつの形になりえると思います。なるべく早く投資や積み立てを開始したいと考えている親権者の皆様、参考にしてください。

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<資産形成の観点>婚活男性がお見合いで結婚したい女性を見抜くための質問と期待したい回答まとめ

男性が結婚したい女性に対して求める条件に経済的なことは入らないようです

男性が女性に求める条件はお金に関係するファクターがあまり出ず、「性格が一致すること」「思いやりがあること」「癒されること」など内面に関することが上位であるようです。しかし、これだけの条件ですと、例えば「家事手伝いの女性」や「求職中の女性」も候補に入ってしまいます。

十分な収入のある男性であれば、そのような女性でもOKなのかも知れません。

しかし、結婚をすると妻と毎日のようにお金の話をします。子供ができたり新居に引っ越したりなどと、お金が必要になります。したがって、夫婦で節約をしたり、お金を貯めたりすることが当たり前になります。

経済的自立なし・経済観念なし・経済観念が合わない女性との結婚生活は難しい

ということで、私は、経済的にまったく自立していない経済観念がない経済観念が合わない女性との結婚生活は成り立たないと考えています。

  • 経済的にまったく自立していない:仕事をしていない・親の脛をかじっている
  • 経済観念がない:お金についての不安が増す
  • 経済観念が合わない:浪費家夫婦・節約家夫婦はともに成り立ちますが、片方が節約家・片方が浪費家だと成り立ちません

結婚したい!家族を持ちたい!資産を増やしてお金に苦労せず暮らしたい!
そんな婚活男性がお見合いで女性に確認すべきことは職に関すること、経済状況と経済観念であると思います。

そこで、最低限のチェックポイント、男性から訊くべき質問と期待したい回答をまとめたいと思います。

なお、私は地方都市で婚活経験があり、今回紹介することは実際に試したことをアレンジしたまとめとなります。

お見合いチェックポイント:話すまでもなく分かること

初めてのお見合いではどの女性も猫かぶりしているものですから、会話から経済観念を引き出すことは難しいです。ですが、彼女らの所有物は彼女らの経済観念を映す鏡となります。

  • 乗ってきた車が軽自動車であれば普通だが、SUVであれば注意が必要
    趣味が車で、SUVを乗りまわしているというような女性は経済観念を疑います。
    仕事上必要であるということであれば問題ないかと考えます。
  • ブランド物のバッグならば注意が必要
    見てくれを気にする人はブランドバッグをもつという印象があります。見てくれを気にする人は外見に対して過剰に投資する人が多いです。
  • 化粧が濃い人・香水の匂いがきつい人は注意が必要
    化粧品や香水は消耗品なので、過剰につけている人は経済観念を疑います。

お見合いチェックポイント:訊きたいこと

  • 厚生年金保険に加入していること
    厚生年金保険は短期給付・長期給付ともにあるのとないのとでは大違いです。医師による自宅安静指示や入院中には疾病手当金が給付されますし、育休中は育休手当も給付されます。なお育休中は厚生年金の保険料はかかりません。

    厚生年金保険は正社員だけでなく契約社員、非常勤やアルバイト・パートも加入しています。また、アルバイト・パートであっても何年も継続して働いている人もいます。

    結婚した後も厚生年金保険加入継続、つまり働いてもらうことが望ましいです。

    訊き方:「寿退社って興味ありますか?」
    興味がないならOKです。興味がありそうであったら、注意が必要です。

  • 経済観念があること
    経済観念があると、何かと入用なときに節約するという気持ちが生まれます。お金を稼がなければならないという気持ちにもなります。

    訊き方:「コンビニって便利で色々売っていますけど、何を買っていますか?」
    「コンビニはあまり使わない、食料品はスーパーで買っている」ならばOK。「結構使っている。最近はイートインなども便利ですよね」などと話したのであれば注意。
    大手コンビニの商品はだいたい定価販売です。同じものがスーパーマーケットで半額程度で売っていることもあります。また、普段から弁当などを買っているということですと自炊をしていない可能性があります。
    私の婚活経験では、「コンビニは我が家の冷蔵庫」と言う女性がいました。もちろん、内心「この女性はないな」と思いました。

  • 経済観念が一致していること
    「どんな家に住みたいですか」「テレビを買うとしたらどのくらいの大きさが良いですか」「財布に現金は入れる派ですか?あまり入れない派ですか?」「貯金は好きですか」などなど、話を膨らませながら自分の考えと照らし合わせてみてください。

おわりに

お見合いでは、趣味や家族構成のことだけではなく、仕事や家計的なこともどんどん話をすると良いでしょう。家計についての話をすると、子供は何人欲しいとか、貯金はいつまでにいくら必要だなど、現実的な話題につながりやすく、結果的にお互いにしっかりした人を探しやすくなります。経済的な話をしっかりとし、将来についてもハキハキと喋れる男性は、女性にも頼もしく映るはずです。

ということで、結婚したい!家族を持ちたい!資産を増やしてお金に苦労せず暮らしたい!という婚活男性は頑張って素敵な女性と出会ってもらいたいと思います。

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投資信託の長期積み立てで大きな利益を上げるために!手数料・信託報酬・実質コスト・税金まとめ

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長期的な投資信託の積み立てでは、色々なコストがあります。数%のコストの違いで利益が大きく変わり得ます。ここでは、投資信託の長期積み立てにおいて気をつけるべき点をまとめます。

投資信託にかかるコスト

投資信託そのものに掛かる手数料

  • 買付手数料
  • 実質コスト:信託報酬・売買委託手数料・有価証券取引税・その他費用
  • 解約手数料(信託財産留保額)

金融機関が決める手数料

  • 購入時手数料

税金

それぞれを見ていきます。

投資信託を購入するときに掛かる手数料

投資信託商品そのものに掛かる手数料:買付手数料

例えば、楽天証券の「楽天日本株4.3倍ブル」という投資信託は、購入金額に対して税込で3.24%を上限として、販売会社が定める料率の買付手数料がかかります。なお楽天証券で買うと、金額に応じて2.16%~1.08%の買付手数料が掛かります。

10万円分購入 → 2160円が掛かる

ということです。これは、商品そのものにある手数料なので、どの金融機関でも同じコストです。したがって、この投資信託は、利益を出す前から2.16%もの損失を出すことになります。

ということで、

「ノーロード」投資信託を選ぶべき

買付手数料無料の投資信託を「ノーロード」投資信託といいます。インデックスファンドの殆どはノーロード投資信託です。また、iDeCoやつみたてNISAで買える投資信託はすべてノーロードになっています。

金融機関が決める購入時手数料に気をつけるべき

例えば、ノーロード投資信託でかつどの金融機関でも買える大人気のアクティブ型投資信託であるひふみ投信(ひふみプラス、ひふみ年金も同様)もノーロードです。

www.rheos.jp

しかし!買う金融機関によって購入時手数料が掛かる場合があります。

購入時手数料が掛かる金融機関は、おもに銀行、信用金庫、郵便局、証券会社の窓口であることが多いです。例えば、最も身近にある金融機関のひとつである郵便局では、ノーロード投資信託であっても、購入時に税込3.24%もの手数料が掛かります

ひふみプラスを郵便局で10万円購入 → 3240円が掛かる

ゆえに郵便局では、利益を出す前から3.24%もの損失を出してしまうことになります。

一方、例えば大手ネット証券であるSBI証券では、対面で買うと2.16%、オンラインで買うと無料です。したがって、

窓口は避け、ネット証券のオンラインで買う

と覚えておきましょう。窓口の販売員に払うお金はまったくのムダです。

投資信託保有していることにより掛かるコスト:信託報酬とその他の費用の合計
(実質コスト)

実質コスト=信託報酬+売買委託手数料+有価承継取引税+その他費用

信託報酬

信託報酬保有した日から、毎営業日ごとに掛かるコストです。「信託報酬」という名前にあるように、運用してくれる投資信託会社の人たちに報酬として支払う手数料です。例えば超低コストで大人気のeMAXIS Slim 先進国インデックスファンドの場合、交付目論見書を見ると、

 日々の純資産総額に対して、

年率0.11772%(税抜 年率0.109%)以内をかけた額
1万口当たりの信託報酬 : 保有期間中の平均基準価額 × 信託報酬率 × (保有日数/ 365)
とあり、年率税込0.11772%です。
売買委託手数料+有価承継取引税+その他費用
売買委託手数料+有価承継取引税+その他費用は運用報告書に書いてあります。eMAXIS Slim 先進国インデックスファンドの場合、直近のもので年額税込0.276%です。これらの手数料は1年毎に変化すると言われています。
実質コストの金額
実質コストも買付手数料と同じで、購入額に対して掛かります。なお、実質コストは直接払う訳ではありません。日ごとに投資した信託財産から引かれ、基準価額に反映されることとなります。
10万円分買って1年間経った場合 → 1年間の間に276円掛かった
購入時手数料よりも遥かに少ない手数料です!
実質コストで気をつけなければならないのは、保有期間と保有です。保有期間が長くなればなるほど、保有額が増えれば増えるほど、この僅かのコストが効いてきます。
例えば、実質コストがずっと0.276%のままだとして、1年間40万円分を20年間保有した場合に掛かる手数料合計は、
(40万+80万+120万+・・・+800万)×0.276%=8040万×0.276%=221,904円
となります。20年間で22万円!多くの人が高いと思われるでしょう。
実質コストの僅かな値で手数料合計はかなり変わります。例えば0.27%から0.25%になると、201,000円になり、0.02%分で2万円も安くなることが分かります。コンマ数%でもまったく無視できないということが分かるでしょう。

解約時手数料(信託財産留保額)

解約時に掛かるコストで、解約時の信託財産から天引きの形で支払います。概ね0~0.5%であるとされています。
例えば、香港ハンセン指数ファンドというインデックスファンドは、0.3%です。
10万円分解約した場合 → 10万×0.3%=300円掛かる
なお、先進国インデックスファンドでは、信託財産留保額は0%が多いです。

税金

解約時の利益に対して課税されます。平成30年現在、所得税と住民税の合計で20.315%です。

100万円を1年間運用して110万円になったときに解約すると利益は10万円なので、掛かる税金は、

10万×20.315%=20,315円
純利益は100,000-20,315=79,685円です。

このように、コツコツ積み上がった利益が税金のせいで20%以上も減るので、なるべく非課税口座であるNISA口座で運用をしましょう。

まとめ

投資信託の利益は不確実性の中で育ちます。一方で、上述したように購入時手数料、実質コストや税金は確定コストなので、減らすまたはなくすことができます。そうやって長期的に利益を最大化していきたいものですね。

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