自立を願う父さんのお金教育

就学前児童の父です。学校ではあまり学ばないお金の教育をいつ・どうやってわが子に教えていこうかを考えていきます。投資もやらせたいので、父親自ら投資実践しています。

ジュニアNISAでインデックスファンドを買って長期投資|収益シミュレーション

我が家では家族全員NISA口座を作り、非課税の恩恵を最大限受けながら長期で資産形成しています。ここでは、ジュニアNISAを活用した運用計画について紹介します。

運用益に対する税金と非課税の恩恵

株や投資信託の運用益、配当に課税される税金は20・315%(所得税15.315%、住民税5%)です。運用益が税抜100万円では、なんと203,150円もの金額が税金で引かれてしまうことになり、税引き後の手取り運用益は796850円となります。

ということで、例えば利回り3%でしたら約7年分、5%でしたら4年分の運用益が税金で持っていかれてしまいます。ということで、非課税で長期運用できるNISAは必ず活用すべきであると考えています。

ジュニアNISAのメリットは最長20年間の非課税期間!

ジュニアNISA制度は、2016年から2023年までの期間中、子供一人につき80万円/年を5年間非課税とすることができる制度です。5年間の非課税期間の後は払い出しか20歳までの非課税期間の継続(ロールオーバー、継続管理勘定)を選ぶことができます。

f:id:cden:20181105054314g:plain

f:id:cden:20181105054406g:plain

NISAとは? : 金融庁から引用

したがって、ロールオーバーを選択した場合、運用益の非課税期間は大人NISAが最長10年間であるのに対して、ジュニアNISAでは最長20年になります。これは凄まじいメリットであるので、なるべく若い頃(0歳)から非課税で運用するのが望ましいと考えています。

 

72の法則

72の法則とは複利運用についての便利な数式です。利回りx%とした場合に、元本を2倍にするのに掛かる年数yがy=72/x で計算できるというものです。例として3%で24年、5%で14.4年、9%で8年で元本が2倍になります。逆に20年で元本が2倍になるのに必要な年利回りは72/20=3.6%ということになります。このように、長期運用ではたった数%の違いでもお金の増え方が非常に変わります。

 

資金計画と運用予定金額

子供の大学学費(必要になるのは16~18年後):自宅外からの費用500万円/人
子供の独立支援:200万円/人
合計:700万円/人

私は地方都市暮らしなので、子供達は県外の大学に行くという想定で4年間の出費500万としました。また、独立に際してもなるべく支援してやりたいものですよね。諸々で700万円程度以上あれば親としては安心かなと思います。

つまり目標は元本400万円で700万円以上に増やすことです。

 

NISA運用中の必要金額の見積り

ジュニアNISAの満額運用をする際に気をつけるべきことは、子供一人あたり400万円貯めて全額運用に回せるだけの資金的余裕です。具体的には、2018年にNISA開始、NISA制度終了の2023年までの6年間で400万円必要となります。

 子供二人ですと6年間で800万円必要となります。結構額が大きくなります。

 

我が家では、子供手当、お年玉などのお金を子供の収入として全額NISA口座に入れています。子供手当は5年間で子供一人当たり72万円貯まります(3歳未満15000円、3歳~5歳まで10000円)ので、必要な金額は5年間で子供一人当たり328万円となります。

したがって、5年間子供2人で656万円、月当たりでは約11万円必要ということになります。

アセットアロケーションと年平均リターン

アセットアロケーションは米国を中心とした先進国への分散投資としています。具体的には50%を楽天・全米株式インデックスファンド、残り50%をeMaxis slim先進国株式インデックスとしています。これらはマザーファンドも十分大きく、信託報酬も最低クラスです。

  • 楽天・全米株式インデックスファンドの20年間の平均年利回りはS&P500と同程度と考えれば6.4%程度となります。
  • eMaxis slim先進国株式インデックスはMSCIコクサイ・インデックスを基準としており、20年間の平均年利回りは5.9%程度となります。

引用:https://myindex.jp/major_i.php

20年間ということになりますとリーマンショックも含んだ年利回りとなりますが、それでもマイナスリターンにはなりません。

 

運用するといくらになる?

1.5年間で400万円毎月積み立て

条件

  • 毎月66666円を5年間60回で積み立て
  • 年利回り6%

として積み立てのシミュレーションをしてみます。

シミュレーション結果は以下の通りです。

f:id:cden:20181105073205j:plain

5年後に運用収益651,289円、合計4,651,289円となりました。

積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

 

2.積み立て後20歳まで売らない(ロールオーバーして15年間運用)

条件

  • 積み立て開始して5年後から順次ロールオーバーを開始
  • 子供が20歳まで売らない(15年間運用)
  • 元本4,651,289円
  • 年利回り6%

として積み立てのシミュレーションをしてみます。

シミュレーション結果は以下の通りです。

f:id:cden:20181105074524j:plain

運用収益6,495,796円、合計11,147,085円となりました。

野村證券 | マネーシミュレーター「みらい電卓」~運用編(資産運用シミュレーション)

 

20年間の運用結果・節税額

元本が400万円、最終的な運用結果が1114.7万円なので、足掛け20年間で714.7万円が運用収益となります。百分率で表現すると278%です。元本を割らないどころか、運用収益だけで大学の学費や独立支援費用を賄えることになります。

なお、節税額は714.7万円の20.315%(復興特別所得税は2038年まで)なので、145.2万円となります。

 

まとめ

  • ジュニアNISAは最長20年非課税
  • 満額400万円を毎月積み立て投資
  • 年利回り6%(先進国への分散投資)運用で20年後の最終収益714.7万円

親子2世代で運用していけば年数をかけてさらに増やせることが期待できるので、長期で考えるとお金持ちになることは難しくないのかも知れませんね。

 

↓気づきがありましたらクリックをお願いいたします!

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ
にほんブログ村

子供のジュニアNISA口座の開設完了・取引開始!|流れと必要日数のまとめ

子供がに生まれたので、さっそく未成年口座とジュニアNISA口座を開設して取引開始しました。積み立てはなるべく早く・長く!ということで、本稿では、流れと必要日数をまとめました。なお、必要日数はあくまで今回の例なので、証券会社・銀行・役所の状況次第で前後すると思われます。

1.開設までの手続きの詳細

過去の記事を参考にしてください。

cden.hatenablog.com証券口座開設のための必要書類は

です。

2.証券口座およびジュニアNISA口座開設までの日数

以下の通り、証券口座およびジュニアNISA口座の開設には 日程度掛かりました。
生まれたばかりの子供の口座開設だと、マイナンバー通知カードが届くまでの期間が長いです。

  1. 出生(0日目) ※証券口座の申込書の取り寄せは出生する前でもできる
  2. 出生届提出(0日目)
  3. 証券口座(&ジュニアNISA口座)開設申込(証券口座のHP上で)(1日目)
  4. 住民票コード通知書の到着(7日目)→以後コンビニで住民票を出せる
  5. マイナンバー通知カードの到着(28日目)
  6. 証券口座(&ジュニアNISA口座)開設申込書の投函(30日目)
    申込書には申請者(子供)のマイナンバー通知カードおよび住民票の写しを添える必要があります。
  7. 証券会社が申込書類を受領した旨の通知(メールで)(39日目)
  8. 証券会社からログインID・パスワードが記載された書留が到着(41日目)
    ※この時点ではまだ税務署審査が完了しておらず、特定口座での売買は可能であるがジュニアNISA口座での取引は不可f:id:cden:20181013170410p:plain
  9. 税務署審査完了(49日目
    証券会社からジュニアNISA口座開設完了の通知があり、売買が可能になりました。

    f:id:cden:20181021054407p:plain

まとめ

ジュニアNISA口座開設に掛かった日数は、子供の出生から49日目、2ヶ月弱という結果となりました。個人投資家機関投資家に勝る唯一の点は投資が時間分散でできることであるといわれています。投資を親権者から子供へバトンタッチしてなるべく長い期間に渡り子供の資産形成を支援することは、子供への愛情のひとつの形になりえると思います。なるべく早く投資や積み立てを開始したいと考えている親権者の皆様、参考にされてください。

↓気づきがありましたらクリックをお願いいたします!

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ
にほんブログ村

<資産形成の観点>婚活男性がお見合いで結婚したい女性を見抜くための質問と期待したい回答まとめ

f:id:cden:20181014203949p:plain

男性が結婚したい女性に対して求める条件に経済的なことは入らないようです

男性が女性に求める条件はお金に関係するファクターがあまり出ず、「性格が一致すること」「思いやりがあること」「癒されること」など内面に関することが上位であるようです。しかし、これだけの条件ですと、例えば「家事手伝いの女性」や「求職中の女性」も候補に入ってしまいます。

十分な収入のある男性であれば、そのような女性でもOKなのかも知れません。

しかし、結婚をすると妻と毎日のようにお金の話をします。子供ができたり新居に引っ越したりなどと、お金が必要になります。したがって、夫婦で節約をしたり、お金を貯めたりすることが当たり前になります。

経済的自立なし・経済観念なし・経済観念が合わない女性との結婚生活は難しい

ということで、私は、経済的にまったく自立していない経済観念がない経済観念が合わない女性との結婚生活は成り立たないと考えています。

  • 経済的にまったく自立していない:仕事をしていない・親の脛をかじっている
  • 経済観念がない:お金についての不安が増す
  • 経済観念が合わない:浪費家夫婦・節約家夫婦はともに成り立ちますが、片方が節約家・片方が浪費家だと成り立ちません

結婚したい!家族を持ちたい!資産を増やしてお金に苦労せず暮らしたい!
そんな婚活男性がお見合いで女性に確認すべきことは職に関すること、経済状況と経済観念であると思います。

そこで、最低限のチェックポイント、男性から訊くべき質問と期待したい回答をまとめたいと思います。

なお、私は地方都市で婚活経験があり、今回紹介することは実際に試したことをアレンジしたまとめとなります。

お見合いチェックポイント:話すまでもなく分かること

初めてのお見合いではどの女性も猫かぶりしているものですから、会話から経済観念を引き出すことは難しいです。ですが、彼女らの所有物は彼女らの経済観念を映す鏡となります。

  • 乗ってきた車が軽自動車であれば普通だが、SUVであれば注意が必要
    趣味が車で、SUVを乗りまわしているというような女性は経済観念を疑います。
    仕事上必要であるということであれば問題ないかと考えます。
  • ブランド物のバッグならば注意が必要
    見てくれを気にする人はブランドバッグをもつという印象があります。見てくれを気にする人は外見に対して過剰に投資する人が多いです。
  • 化粧が濃い人・香水の匂いがきつい人は注意が必要
    化粧品や香水は消耗品なので、過剰につけている人は経済観念を疑います。

お見合いチェックポイント:訊きたいこと

  • 厚生年金保険に加入していること
    厚生年金保険は短期給付・長期給付ともにあるのとないのとでは大違いです。医師による自宅安静指示や入院中には疾病手当金が給付されますし、育休中は育休手当も給付されます。なお育休中は厚生年金の保険料はかかりません。

    厚生年金保険は正社員だけでなく契約社員、非常勤やアルバイト・パートも加入しています。また、アルバイト・パートであっても何年も継続して働いている人もいます。

    結婚した後も厚生年金保険加入継続、つまり働いてもらうことが望ましいです。

    訊き方:「寿退社って興味ありますか?」
    興味がないならOKです。興味がありそうであったら、注意が必要です。

  • 経済観念があること
    経済観念があると、何かと入用なときに節約するという気持ちが生まれます。お金を稼がなければならないという気持ちにもなります。

    訊き方:「コンビニって便利で色々売っていますけど、何を買っていますか?」
    「コンビニはあまり使わない、食料品はスーパーで買っている」ならばOK。「結構使っている。最近はイートインなども便利ですよね」などと話したのであれば注意。
    大手コンビニの商品はだいたい定価販売です。同じものがスーパーマーケットで半額程度で売っていることもあります。また、普段から弁当などを買っているということですと自炊をしていない可能性があります。
    私の婚活経験では、「コンビニは我が家の冷蔵庫」と言う女性がいました。もちろん、内心「この女性はないな」と思いました。

  • 経済観念が一致していること
    「どんな家に住みたいですか」「テレビを買うとしたらどのくらいの大きさが良いですか」「財布に現金は入れる派ですか?あまり入れない派ですか?」「貯金は好きですか」などなど、話を膨らませながら自分の考えと照らし合わせてみてください。

おわりに

お見合いでは、趣味や家族構成のことだけではなく、仕事や家計的なこともどんどん話をすると良いでしょう。家計についての話をすると、子供は何人欲しいとか、貯金はいつまでにいくら必要だなど、現実的な話題につながりやすく、結果的にお互いにしっかりした人を探しやすくなります。経済的な話をしっかりとし、将来についてもハキハキと喋れる男性は、女性にも頼もしく映るはずです。

ということで、結婚したい!家族を持ちたい!資産を増やしてお金に苦労せず暮らしたい!という婚活男性は頑張って素敵な女性と出会ってもらいたいと思います。

気づきがありましたらクリックをお願いいたします。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

投資信託の長期積み立てで大きな利益を上げるために!手数料・信託報酬・実質コスト・税金まとめ

f:id:cden:20181008145605p:plain

長期的な投資信託の積み立てでは、色々なコストがあります。数%のコストの違いで利益が大きく変わり得ます。ここでは、投資信託の長期積み立てにおいて気をつけるべき点をまとめます。

投資信託にかかるコスト

投資信託そのものに掛かる手数料

  • 買付手数料
  • 実質コスト:信託報酬・売買委託手数料・有価証券取引税・その他費用
  • 解約手数料(信託財産留保額)

金融機関が決める手数料

  • 購入時手数料

税金

それぞれを見ていきます。

投資信託を購入するときに掛かる手数料

投資信託商品そのものに掛かる手数料:買付手数料

例えば、楽天証券の「楽天日本株4.3倍ブル」という投資信託は、購入金額に対して税込で3.24%を上限として、販売会社が定める料率の買付手数料がかかります。なお楽天証券で買うと、金額に応じて2.16%~1.08%の買付手数料が掛かります。

10万円分購入 → 2160円が掛かる

ということです。これは、商品そのものにある手数料なので、どの金融機関でも同じコストです。したがって、この投資信託は、利益を出す前から2.16%もの損失を出すことになります。

ということで、

「ノーロード」投資信託を選ぶべき

買付手数料無料の投資信託を「ノーロード」投資信託といいます。インデックスファンドの殆どはノーロード投資信託です。また、iDeCoやつみたてNISAで買える投資信託はすべてノーロードになっています。

金融機関が決める購入時手数料に気をつけるべき

例えば、ノーロード投資信託でかつどの金融機関でも買える大人気のアクティブ型投資信託であるひふみ投信(ひふみプラス、ひふみ年金も同様)もノーロードです。

www.rheos.jp

しかし!買う金融機関によって購入時手数料が掛かる場合があります。

購入時手数料が掛かる金融機関は、おもに銀行、信用金庫、郵便局、証券会社の窓口であることが多いです。例えば、最も身近にある金融機関のひとつである郵便局では、ノーロード投資信託であっても、購入時に税込3.24%もの手数料が掛かります

ひふみプラスを郵便局で10万円購入 → 3240円が掛かる

ゆえに郵便局では、利益を出す前から3.24%もの損失を出してしまうことになります。

一方、例えば大手ネット証券であるSBI証券では、対面で買うと2.16%、オンラインで買うと無料です。したがって、

窓口は避け、ネット証券のオンラインで買う

と覚えておきましょう。窓口の販売員に払うお金はまったくのムダです。

投資信託保有していることにより掛かるコスト:信託報酬とその他の費用の合計
(実質コスト)

実質コスト=信託報酬+売買委託手数料+有価承継取引税+その他費用

信託報酬

信託報酬保有した日から、毎営業日ごとに掛かるコストです。「信託報酬」という名前にあるように、運用してくれる投資信託会社の人たちに報酬として支払う手数料です。例えば超低コストで大人気のeMAXIS Slim 先進国インデックスファンドの場合、交付目論見書を見ると、

 日々の純資産総額に対して、

年率0.11772%(税抜 年率0.109%)以内をかけた額
1万口当たりの信託報酬 : 保有期間中の平均基準価額 × 信託報酬率 × (保有日数/ 365)
とあり、年率税込0.11772%です。
売買委託手数料+有価承継取引税+その他費用
売買委託手数料+有価承継取引税+その他費用は運用報告書に書いてあります。eMAXIS Slim 先進国インデックスファンドの場合、直近のもので年額税込0.276%です。これらの手数料は1年毎に変化すると言われています。
実質コストの金額
実質コストも買付手数料と同じで、購入額に対して掛かります。なお、実質コストは直接払う訳ではありません。日ごとに投資した信託財産から引かれ、基準価額に反映されることとなります。
10万円分買って1年間経った場合 → 1年間の間に276円掛かった
購入時手数料よりも遥かに少ない手数料です!
実質コストで気をつけなければならないのは、保有期間と保有です。保有期間が長くなればなるほど、保有額が増えれば増えるほど、この僅かのコストが効いてきます。
例えば、実質コストがずっと0.276%のままだとして、1年間40万円分を20年間保有した場合に掛かる手数料合計は、
(40万+80万+120万+・・・+800万)×0.276%=8040万×0.276%=221,904円
となります。20年間で22万円!多くの人が高いと思われるでしょう。
実質コストの僅かな値で手数料合計はかなり変わります。例えば0.27%から0.25%になると、201,000円になり、0.02%分で2万円も安くなることが分かります。コンマ数%でもまったく無視できないということが分かるでしょう。

解約時手数料(信託財産留保額)

解約時に掛かるコストで、解約時の信託財産から天引きの形で支払います。概ね0~0.5%であるとされています。
例えば、香港ハンセン指数ファンドというインデックスファンドは、0.3%です。
10万円分解約した場合 → 10万×0.3%=300円掛かる
なお、先進国インデックスファンドでは、信託財産留保額は0%が多いです。

税金

解約時の利益に対して課税されます。平成30年現在、所得税と住民税の合計で20.315%です。

100万円を1年間運用して110万円になったときに解約すると利益は10万円なので、掛かる税金は、

10万×20.315%=20,315円
純利益は100,000-20,315=79,685円です。

このように、コツコツ積み上がった利益が税金のせいで20%以上も減るので、なるべく非課税口座であるNISA口座で運用をしましょう。

まとめ

投資信託の利益は不確実性の中で育ちます。一方で、上述したように購入時手数料、実質コストや税金は確定コストなので、減らすまたはなくすことができます。そうやって長期的に利益を最大化していきたいものですね。

↓気づきがありましたらクリックお願いします!

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ
にほんブログ村

<投資のモチベーション向上>損失回避の心理を克服し、利益確定を避け、長期間で利益を育てる

f:id:cden:20181007193450p:plainf:id:cden:20181007193501p:plain

投資で利益を上げる人のコツ―「投資したことは忘れてしまう」

・・・と投資哲学の世界では言われていますが、投資を始めると、これが言うほど簡単ではないと分かります。しかし、先進国インデックスなどへの投資でかつ長期積立では、おそらく一番有効な策なのではないかと思います。だから、金融庁がつみたてNISAやiDeCoを推進しているのだと思います。ということで、本稿ではこのコツを心理的な観点で見て、投資のモチベーションを向上させることを考えます。

誰でも利益は嬉しい・損失は辛いもの

投資をしている人は誰でも、利益が出ることは嬉しく、損失があることは苦痛を伴うものです。特にそれは、

  • まったく初めてお金を投資したとき
  • 大金を一括で投資したとき

に顕著だと思います。

損失が出たときには、

  • その後に相場が好転して含み損が解消(プラ転)した時点で我慢できず売却してしまう
    →薄利で終わり、場合によっては売買手数料分の損失をする
  • 相場が好転せずにさらなる含み損を抱えた結果、損失を確定させてしまう
    →含み損ではなく、純損失を被る
  • 大きな含み損をもつことになり、塩漬けしてしまう
    →いつ取得額に戻るか分からない不安を抱き続ける。他の投資対象にしておけば良かったと自己嫌悪する

一方で、利益が出たときには

  • もっと利益を上げたいと持ち続けるものの、その後間もなく下落して利益が減ってしまい売却してしまう
    →薄利で終わる。なぜ高いときに売れなかったのだと自己嫌悪する

というような投資行動を取って、負けて(大きく勝てないで)しまいがちです。このような心理状況では、なかなか投資は継続できなさそうに思います。どうしたらこのような心理状況に勝てるのでしょうか。

損失回避の心理

不確実性のある場において個人が損失と利益をどのように評価するかという理論として、プロスペクト理論というものがあるそうです。

プロスペクト理論 - Wikipedia

この理論で行われた実験が意味することは

人間は目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を優先し、損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向(損失回避性)があるということである。

ということで、

  • 目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を優先する傾向
    →損失を怖れるあまり、薄利で売却してしまう
    そして、人によっては、リスク商品に投資をしないと肝に銘じてしまう
  • 損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向
    →さらなる損失を怖れるあまり、プラ転したら即売却してしまう
    →さらなる損失を怖れるあまり、損失を確定させてしまう
    そして、人によっては、リスク商品に投資をしないと肝に銘じてしまう

投資における利益と損失でやってしまいがちなことは、心理学的裏づけがあるということになります。

「損失回避の心理」を克服する心の戦略

戦略の前提
  • 個別株投資ではなく、インデックス投資とする
    現物も信用もどちらも投資した企業の業績が良くならない可能性がありますが、インデックスであれば分散されており投資元本が0になることはありません。
  • 歴史的に景気循環しながらも長期的スパンで騰がっているインデックスを買う

ということで、買う指数は現状でMSCI コクサイやS&P500が妥当かと考えます。これらの指数は過去に零になったことはなく、むしろ騰がり続けています。

戦略手順
  1. リスクに晒せない金額を決める
     我が家のようなサラリーマンかつ30代の家庭では、一般的に半年分の生活費+αあれば大丈夫だとされています。なぜなら、病気になったとしても厚生年金保険などの短期給付や高額療養費制度があり、さらに自治体では子供への特別療養費制度などのセーフティネットが存在しているからです。
     ということで、我が家では無リスク資産6割以外の4割をリスクに晒しています。投資しなかったことによる機会損失が大きい気もしますが、少し損失しても「やがて騰がる」と心を安定させることができます。
  2. ルールを決めて機械的に買う
     ルールはドルコスト平均法などの時間分散が心の安定を図るのに有効です。つみたてNISAやiDeCoは、金融庁が優良と認めた投資信託を、時間分散を図りながら定額を機械的買い進められる制度です。機械的なので、自分の躊躇いを挟む余地なく、意識せずに買い続けられます。なおかつこれらの制度は利益に対する源泉分離課税20.315%が非課税となり、さらにiDeCoは投資金額全額が税控除の対象となるので、損失しない(利益確定しない)限りにおいては損はありません。
     我が家の場合、つみたてNISAは毎営業日に、iDeCoとジュニアNISAは毎月に定額を積み立てしています。
  3. 騰がったら嬉しい・下がっても嬉しいと信じる
    騰がったら含み益が増えるから嬉しい、下がると含み益は減るけれども購入口数が増えるから嬉しいと信じ込みます。
  4. 投資していることを忘れる
    難しいことのように思えますが、利益と損失を繰り返し、継続して積み立てながら損失が減るのを経験し、やがて損失しない期間が増加してくると、気にならなくなってきます。初めに強気相場で積立を開始できたことを幸運に思っています。一方で、まだ地獄を知らないだけかも知れませんが。また、自分の分、妻の分、子供二人の分をすべてNISAで長期積立投資をしていると、一人ひとりの額の変動があまり気にならなくなります。

おまけ:私の米国株取引の場合

 私は米国株も取引していますが、こちらも基本的には同じです。しかし、自分で為替・株(ETF)のテクニカル的なタイミングを読まなければならず、心理的な負担が大きいのが悩みです。下手な私は、円安のピーク時にドルを買ったり、配当があまり出ないグロース株や指数を「高く買ってしまう」ことが多く、買った後にいきなり何%も損失して心を乱してしまうことが多いです。しかし、一時的に損失したからといって損失の確定はしません。一度買ってしまったら、プラ転するのを我慢して待ちます。
 なお、同じような人が多いからでしょう、SBI証券では株を定期買付するサービスがあります。
 「我慢して、買わずに底を待つ」というのは、株取引で最も難しいことではないでしょうか。私は、株価がより高くなることを怖れるあまり、成行で買ってしまうことが殆どです。指値注文をして底値で買えるコツが知りたいものです。

 

関連記事です。

cden.hatenablog.comピケティ「21世紀の資本」によれば、歴史的に全世界の資本の年間収益率は世界経済成長率(2017年は3.6%)よりも高くなっています。したがって、株を長期保有すればするほど利益が増え、リスクが減るはずです。

 

cden.hatenablog.com過去のインデックスのパフォーマンスで未来を予測することは不可能ですが、実績として歴史的・長期的には右肩上がりです。この実績は長期投資を続ける上で強力な心の支えになります。

 

cden.hatenablog.com投資信託の積み立てにおいて、下がってから騰がって元の基準価額に戻るだけで利益になることが自分のつみたてNISA口座で確認できました。理論的には、下落する期間が長くなっても同様なので、リセッションへの心構えとして活用できます。

↓気づきがありましたらクリックお願いします!

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ
にほんブログ村

ドラゴンズ・バック(Dragon's Back、香港トレイル第8セクション)|香港都心からのアクセス1時間弱!3時間弱の絶景ハイキング

f:id:cden:20181007145157j:plain

香港のハイキングが素晴らしすぎたので紹介します。

香港トレイルの第8セクション、「Dragon's Back(ドラゴンズ・バック、龍脊)」と言う名前の稜線歩きです。香港は食べ物が良い!買い物が良い!そして登山も良かった!

ということで、ヤマレコという登山共有サイトに詳細を書いたので、香港旅行を検討されている人で自然も楽しみたい人はぜひ検討してください!香港島中心部から電車とバスを使って4時間で行って帰ってこられます!!

www.yamareco.com

香港旅行で見た香港における日本|出前一丁とかMTRの新海誠っぽい広告とか

1997年に英国から中国に返還されてから20余年、一国二制度のお陰で何もかもが本土・中国と異なる香港。その香港を6日間ほど旅行している間に見つけた日本的なものがわりと多く、香港に対して非常に親近感や愛着が湧いたので少し紹介します。

日本資本が結構入っている感じだった

7-Eleven

7-Eleven香港国際空港の到着ロビーにあるほど、香港の繁華街など街中にたくさんあります。でも、日本のセブンイレブンよりも店の敷地面積の幅が広いのかも知れません。日本では駅のホームのキオスクレベルの7-Elevenがたくさんありました。香港7-Elevenでは、リラックマのグッズが置いてあったり、日本のセブンイレブンのお菓子が日本語表記のまま置いてあったりします。

香港ディズニーランド

香港にはディズニーランドがありますが、お土産をわざわざ現地で買う必要はありません。香港国際空港で買えば良いです。しかも、たまたま買ったチョコクッキーとセサミクッキーが入った缶には「Product of Japan」と書いてありました。味も日本で売っているものと同じで凄い安心感でした。なお、少し気になって上海ディズニーはどうなんだろうかと調べてみたら中華人民共和国浙江省湖州市で作られているようです。香港は関税のない地域なので中国でも日本でも対等のはずなのに、何故でしょう。輸送コストや品質で優れているから日本製なのでしょうか?一国二制度はディズニーにも表れているようでした。

f:id:cden:20181007060546j:plain

f:id:cden:20181007060755j:plain
香港国際空港の出国後エリアのディズニーストア

出前一丁

f:id:cden:20181007063746j:plain

wellcomeなどのスーパーマーケットには出前一丁日清食品)の袋麺がずらーっと並んでいたり、山崎パンのパンが置いてあったりします。なお出前一丁は香港におけるインスタントラーメンの先駆けで、出前一丁ブランド化されていたり、茶餐廳(ちゃさんちょう、チャーチャンテン)でも供されている位に人気だそうです。香港食にやや飽きていたときに食べた出前一丁は美味しく感じました。

2階建バスの広告

f:id:cden:20181007065949j:plain
正露丸。こんな大胆な広告、日本では見ませんね。

f:id:cden:20181007065940j:plain

もっと大胆なやつ。旺角で見かけて思わず撮った一枚。

f:id:cden:20181007091157j:plain

漢字で「岡本」。そして「0.01」。日本でも有名なとある避妊用品の広告ですが、日本ではこういった広告は見かけない(規制されているのかも知れません)というか、香港の2階建バスの広告は自由すぎますね。

「優『の』良品」

香港国際空港で「優の良品/AJI ICHIBAN」というお店がありますが、ここは日本資本ではないようです。しかし、無印良品をもじって名付けられたということや、「の」がひらがなのまま看板に使われていることなど、日本文化が人気なのだろうなと感じました。なお、商品も日本にインスパイアされたものが多い模様。

書店

f:id:cden:20181007064950j:plain

旺角(モンコック)中心部にある田園書店という書店に立ち寄りました。建物の2階にある小ぶりな書店です。どれだけ日本からの本が並んでいるか知りたかったのですが、著者が日本人の本の翻訳本の多いこと。日本の漫画の訳本だけでなく、内村鑑三の「代表的日本人」が別々の訳者で2冊あったり、村上春樹などの現代文学があったり、エッセイ集などまであったりしました。香港人が著者で日本料理を扱った本などもありました。店内で掛けられていた音楽も、地元音楽に混じって日本語の歌が流れていたりと、かなり日本文化が受容されているんだなぁと驚きました。

香港MTR

香港で一番便利な交通システムのMTR(港鉄)のホーム内で見つけた案内ですが、非常に新海誠テイストで「君の名は。」っぽい。イラストと漢字の意味からして乗客の案内用広告と思われます。日本で例えるならばJRのような大企業が案内にアニメ的イラストを用いているところからして、香港は日本文化を受容しているなあと思わせます。f:id:cden:20181007071702j:plain
旺角駅にて。荃湾線のホーム案内。電車に乗ったら奥まで入りましょうという意味?

f:id:cden:20181007071716j:plain
旺角站(Mong kok Station)にて。荃湾線のホーム案内。優先席の案内と思われる。

f:id:cden:20181007071928j:plain
廸士尼站(Disneyland Resort Station)での案内板

おわりに

香港の女性から聞いた話では、最近では日本文化だけでなく韓国文化(K-POPなどが代表的らしい)が流行っているとのことでした。しかし、香港を歩いていてあまりハングル文字は見ませんでしたので、ポップカルチャーとして入ってきている段階なのかなと感じました。一方の日本は、言語こそ広東語と日本語で異なりますが、漢字が言語の壁をだいぶ下げてくれているような気がしますし、民族的にも英国の植民地として民主的かつ高度な教育が行われてきた影響か、中国本土ほどの違和感は感じませんでした。
(電車内で大声で通話していたり着信音が轟いていたりと、馴染まないところもありましたが)

香港は1997年から2047年まで50年間、中国共産党から社会主義政策の実施を猶予されています。今も中国共産党と民主主義を巡る対立がありますが、もし香港で中国からの独立性を高める気運が生じたら、日本は台湾同様に官民で応援すべきであると思います。