娘がレジスターのおもちゃを使ってドーナツ屋さんごっごをし、おもちゃのお金を「お金」と言って遊び始めましたので早速お金教育を検討しました。
なお娘の状況は以下の通りです。
- 2歳9か月
- 金額の意味が分かっていない
- おもちゃのお金は知っているが、本物の硬貨は触ったことがない
準備するもの
- 財布(なるべく実際に使えるものが良いです)
- 硬貨(本物の硬貨が良いです。下の子供がいる家庭では誤飲に注意)
- おもちゃのレジスター
- おもちゃの商品(娘の場合、雑誌の付録のおもちゃのドーナツ)
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- メディア: ホーム&キッチン
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娘が使った財布はたまたま妻の母が買ってくれたもの(上記のような商品)があったのでそれを使いましたが、100均のものや、それこそ適当な布袋の類でも良いかも知れません。
娘が使ったおもちゃのレジスターは上記のようなものでした(これも妻の母が買ってくれたもの)が、必ずしも高機能なものである必要はなく、レジスターの形をしていれば何でも良いと思います。適当な箱でも良いのではないかと思います。
おもちゃの商品は、子供が好きな食べ物やキャラクターシールの貼られた何かなどが良いと思います。
実践
今回は親(私)と子供(娘)が、買う人と売る人を交互に繰り返しました。娘は売る人よりも買う人の方が気に入ったようだったので、私は売る人になりお店の人のように丁寧な喋り方をしました。「100円になります」「100円お預かりします」「お買い上げいただき、ありがとうございました」などです。娘はそれを見聞きして真似をしていましたので、「100円お預かりましゅ~」などと言っていました。ということで、丁寧語の練習にもなっているようでした。
本物のお金を使ってみたら、娘は凄く興奮しました。やはり紙の硬貨ではなく金属ですと、子供ながらに臨場感が増すのでしょうか。まだ100円玉や10円玉の違いや額面は理解できませんが、財布の中に入っているお金を出すだけで、凄く楽しそうでした。母親と一緒に買い物に行って、レジでの清算の風景をよく見ているからでしょう。
娘はまだ額面が分かりませんので、「100円です」に対して1円玉1枚や5円玉1枚を出したりすることが多くありました。そんなときには、「額が不足していますので、お買い求めいただけません」などと言いました。「お金は色々な物と同等の価値がある」という概念を身に着けさせるためです。娘は遊びながら、「お店では物はお金を出して買う」ことや「お金は色々な物と同じ価値がある」という概念を学べると思っています。最近は毎晩のようにこのようなお店屋さんごっこ遊びをしています。
結論
レジスター、財布、本物のお金を使ったお店屋さんごっこ遊びは、お金と物の交換を繰り返しさせ、お金に物と同等の価値があることを学ばせるのに効果的であるのと同時に、子供がかなり喜ぶことが分かりました。今回のお金教育的なポイントは以下の通りです。
- 本物の硬貨を使ってごっご遊びをすることで、お金というものを知るのと、お金の機能を知ることができる
- お店のごっこ遊びをすることで、買う人と売る人の違いを理解することができる
- 親が店員の役割になることで、丁寧な言葉遣いを教えることができる
今後の検討
- 額面が分かる頃には、ごっご遊びだけではなく実際のお店で支払いさせてみたい
- 額面が分かる頃には、物の金額を決めさせてお店屋さんごっご遊びをしてみたい
- 家族でフリーマーケットに出店して、売り子をさせてみたい
- 子供が手作りした作品を、子供のつけた値段で売ってみたい
- 子供が手作りした作品をオークション出品してみたい
佐藤ねじさんという起業家が運営する「5歳児が値段を決める美術館」は面白い試みだと思います。
blue-puddle.com5歳児(佐藤さんのお子さん?)の作った紙細工なのでもちろん実用性はありませんが、お子さんの創作意欲、お金教育や起業教育にはなるでしょうね。遊びでもビジネスをすることそのものですから。
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