妻の親戚のおうちの畑に生えているワラビを、妻のお祖父さんの指導の下で採らせてもらいました。ワラビを真面目に採取したのは初めてでしたのでメモしておきます。
生える時期
4月から生えるとのこと。この地方で4月というのは、3月に雪が解けきって日差しが地面に届くようになった頃です。
生えていた所
里山の日当たりの良い草地に生えていました。
葉っぱが開くまでのものが食用になるとのことでした。
葉っぱが開いたワラビです。
前の秋に枯れた草の下に根があって、そこからにょきにょき生えていました。
特に背丈が低くて日陰に生えているものがやおく(こちらの地方で「柔らかく」)て美味しいとのことでした。
生長が極めて早いようで、葉っぱが開ききってもはや食べられないワラビが群生していました(奥に見える棒状の草はすべてワラビ)
タラの木が生えていて、タラの芽も少しいただきました。
トゲはタラの木の証です。
新芽が柔らかそうです。
今日は雨上がりで気持ちの良い昼下がりでした。写真の山は、南西方向から見た大山です。大山の中腹には烏ヶ山(宇多田ヒカルが「サントリー天然水」CM収録で登った山)も見えます。
処理方法
お祖父さんから教わった処理方法は、灰を使うものでした。
本物の灰deわらびのあくぬき by 城西大学医療栄養学科 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが288万品
上のリンク先と同じ方法です。ただ、灰を使ったあく抜きは、幼児に食べさせるには少し注意が必要かも知れないですね。
重曹でもできるらしいです。
一番処理時間が短いのは、小麦粉と塩を使う方法のようです。小麦粉があくを吸着してくれるとのこと。
料理
妻の叔母さんからいただいたワラビの昆布和え
しょうゆとおろししょうがで味付けされています。ワラビの優しいぬめりが良い口当たりでした。
タラの芽の天ぷら
衣がサクサクで美味でした。