自立を願う父さんのお金教育

小学生・就学前児童の父です。学校ではあまり学ばないお金の教育をいつ・どうやってわが子に教えていこうかを考えていきます。投資もやらせたいので、父親自ら投資実践しています。家族みんなの力で資産形成を目指すブログです。

子供に対する「お金を払うときの心構え」の教え方

私は、子供にはお金を大事に使ってほしいと考えています。自分も妻もなるべく無駄な出費はしないようにして暮らしています。だから、子供にもムダ金はなるべく使わせたくない!そして、お金の価値をまだ知らない子供だからこそ、しっかりとお金を使わせ方を教えたいものです。

そこで本稿では、子供にお金を使わせるようになったら教えたいお金の躾について考えます。

 

お金の使わせ方①買う前に、買う必要性を考えさせる

誰でも、勢いで服を衝動買いしたことや、無いと思って買った物が家に帰ったらあったことや給料日にお金が手に入って同僚と飲み屋をハシゴしたことなど、無計画な買い物の経験があると思います。

これをなくすためには、物を買う前に、買う必要性についてしっかりと考える必要があります。

子供には、

「買ったら○○ちゃんのものになるんだけど、○○ちゃんはちゃんとお世話できる?」

「買ったら○○ちゃんのものになるんだけど、壊れるまでちゃんと使う?」

「買ったら○○ちゃんのものになるんだけど、残さずにちゃんと食べられる?」

などと、「買ったら○○ちゃんのものになるんだけど、ちゃんと××できる?」と問いかけを行うことで、モノの価値、ありがたみ、所有することの責任感や契約概念の基礎をしっかり考えさせ、買う物と向き合う姿勢を持たせることができると思います。

親としては、問いかけに対して買い与える十分な回答が得られたら、「○○ちゃんが言ったことは~ということが良かったよ。大事に使ってね」と返答すれば良いでしょうし、得られなかったら、最終的には買うにしても「物を途中で放り投げちゃったら、物はさみしくて泣いてしまうよ。○○ちゃんだってそう思うでしょ?」「食べ物は生き物に食べてもらうためにあるんだから、ありがたく食べないと物が可哀想だよ。しっかり食べられる?」などと、子供の感情を利用して諭すと良いと思います。

お金の使わせ方②買う前に、買った後どのように活用するかを考えさせる

支払いに対して、支払った後に「払って良かった」「気持ち良い買い物をした」と思えることは大切です。子供にそういった良い買い物をしてもらうためには、「買った後どのように活用するのか」をしっかり考えさせることが重要だと思います。

おもちゃだったら、「△△君(弟)や□□ちゃん(友達)と一緒に遊ぶよ」、お菓子だったら「△△君(弟)と半分こして一緒に食べるよ」など子供にとって「その物を買うことで楽しかった」と思わせることができれば良いと思います。

お金の使わせ方③子供が無駄遣いをしたときに、説得力をもって諭す

最初は「大事に使うよ」などと言っても、その思いを継続できないのが人間です。そこで、子供にせがまれて買った物を子供が活用できていないことが発覚した時にどうすれば良いかを考えます。

  1. 子供に使わない理由を問う
  2. 回答に対して、大事に使わせるよう諭して物を手渡す

こういったことは何度もあるでしょうから、親は次第に対応が荒くなり、頭ごなしに言いつけたり、語気が荒くなったりしてしまうかも知れません。しかしそのような対応は子供に不信感を与え、コミュニケーションをしづらくするだけなので我慢しましょう。親は子供と同じ土俵に上がる訳にはいきません。あくまで指導的なふるまいをすべきです。
親は子供が大事に使わない理由をうまく聞き出し(子供は表現しにくいこともあるでしょうから、ここが腕の見せ所だと思います)、気持ちを共有し、その上で使うよう諭すことが重要であると思います。

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