自立を願う父さんのお金教育

就学前児童の父です。学校ではあまり学ばないお金の教育をいつ・どうやってわが子に教えていこうかを考えていきます。投資もやらせたいので、父親自ら投資実践しています。家族みんなの力で資産形成を目指すブログです。

約2歳児がぐずって親のやることに反抗したときの対処法

最近、娘(1歳11ヶ月、まだ単語を数語喋る程度)とのコミュニケーションで学んだことがあったので備忘のため書いておきます。

状況:
チャイルドシートに乗せようとしてもえびぞりになって乗ってくれず、わめき散らした

対処法:
とりあえず数十秒ぎゅっと抱きしめた後、「お母さんが家でごはんを作って待ってるよ。お母さんに早く会いたいよね。だからチャイルドシートに乗って帰ろうね。」と言ったら、一転にっこり笑ってチャイルドシートに乗ってくれた

考察:
娘は保育園から帰るときに歩くのが好きなようで、逆に雨降りで来るまでのお迎えのとき、車に乗せようとすると途端に不機嫌になり、泣き出します。泣くのは要求を通そうとする表現のようですね。

うちの娘は、要求を通そうとするだけでなく、床に頭を打ったときや、うんちをするために気張るも硬いうんちが出たときや、ある食べ物を食べたくないときなどに泣き喚くことが非常に多いです。そんなとき、妻は抱きしめてやることが多いです。そうすると娘は安心するようで、やがて泣き止みます。それを思い出し、とっさに行動してみたという訳です。

結果としては効果てきめんでした。初めに数十秒ぎゅっと抱きしめてやったことで娘は落ち着いてくれたようでした。そして、目を見ながら説明をしてやると、事情が伝わったどうかは分からないけれども、娘はニコッと笑ってチャイルドシートに乗ってくれました。

今回のことで大切に思ったのは、

子供の気持ちを受け止めてやれば子供は落ち着き、親の言うことを聞き入れてくれる

のだということです。抱きしめてやることで「気持ちを受け止めるよ」ということを子供は理解するのかもしれません。さらに、

喋る言葉は少なくても、親の言っていることを少なからず理解している

のかも知れないということです。「チャイルドシートに乗らないとお母さんに会えない」という論理を娘は理解できたのかどうかは分かりませんが、「お母さん」という言葉は知っているはずなので、子供ながらの理解を得たかも知れません。

ともかくも、言葉がまだ上手く出ない娘と上手くコミュニケーションが取れた、良い経験でした。

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お金の価値を知り始めた子供に資産運用を学ばせる方法を考える

私は、子供がいることで親が得られるすべてのお金(児童手当やお年玉)を子供名義の未成年口座(ジュニアNISA口座)で運用しています。数学や社会を学び始める中学生~高校生の頃に、その証券口座を教材として用いて運用の基礎を学んでもらい、そして、未成年口座が終わる20歳になった子供に殖やした資産を引き継がせることを目論んでいます。したがって、引き継いだときに、子供が資産を適切に運用できるようにその基礎を学ばせることが大切だと考えています。

そこで、本稿ではお金の価値を知り始めた子供に資産運用を学ばせる方法を考えたいと思います。

教え始める時機

  • お小遣いをあげるようになった頃
  • お年玉を子供本人に手渡す(手渡される)ようになった頃

お菓子やおもちゃなど子供自身が消費するものを子供自身が買うようになり、子供がお金の意味や価値を実践的に学び始めた頃が望ましいと思います。具体的な時期は子供によって異なるでしょうが、ひとつの基準として、友達と近所の商店や駄菓子屋に行くようになる小学校低学年ということになるでしょうか。

0.金銭感覚の涵養

金銭感覚は、お金でモノを買い始めてから、長い時間をかけて育まれるものだと考えています。金銭感覚の源泉は、お金の対価である価値そのものについての理解にあると思います。価値の理解は、労働が一番身にしみて分かるので、お手伝いの対価や頑張ったときのご褒美として適当な額のお金を子供に与えるのが良いと思います。労働や成果報酬によってお金を得、それによって自分が消費するモノを買うことを「当たり前」というように思えるのが望ましいと思います。そういう意味では、定額制で与えるよりもお駄賃制の方が良いのではないかと考えています。子供が友達との買い物の際不憫な思いをしないよう、また、額が大きすぎないように額を調整するのが難しいのではないかと思います。

なお、オウチーノ総研のアンケート調査(2015)
https://corporate.o-uccino.jp/wordpress2/wp-content/uploads/2015/10/pr20151016_okozukai.pdf
によると、お小遣いを与えている家庭の8割が「定期・定額制」のようです。私も、子供の頃はそうでした。

1.貯金箱を使う

 貯金箱を使うことで、銀行口座の預金について自然に学ばせることが狙いです。貯金箱の役割はお金を貯めることですが、それだけではないと考えています。

  • お金の保管場所 → 保管するための安全な場所を考えさせられる
  • お金の一時待機場所 → 必要な額以外は持ち歩かないことを教えられる
  • お金の量的価値 → 貯金箱の重さや音でお金が貯まっていくことが分かる
  • 全財産の把握 → 自分が持っているお金の額を即時に数えられる
  • 銀行口座の役割の説明

貯金箱は一度お金を入れたら取り出せない陶器型や50万円貯める型などありますが、数えるため、出し入れが簡単にできるものが良いと思います。また、貯金箱ノートを作り、貯金や取り崩しをした際には、その都度額をノートに取らせ、自分の保有額を手やそろばんで計算させると良いです。

2.貯金箱に銀行機能を付加する

お金は労働の対価によってのみ得られるものではなく不労所得にもなること、つまり、お金がお金を生み出すという概念の獲得を早めに教えることが目的です。

自分が貯めたお金を誰かに貸すことで、その誰かがそのお金を代わりに使ってお金を殖やしてくれる。殖えたお金の一部は貸した自分のものになるんだよ

という風に投資利回りの考え方を学ばせるのが良いでしょう。

具体的な取り組み

2つ目の貯金箱を用意して「とうしちょきん箱」とでも名前をつけましょう。以下のルールを子供に教えます。

  • お金を入れておくと、入れていたお金の額と日にちに応じてお金が増える

金額は紙にでも書いて具体的に示すと子供に分かりやすいでしょう。

  • 100円を1週間入れておく → 1円増える
  • 1円を1ヶ月入れておく → 1円増える
  • 1000円を1週間入れておく → ?円増える(演習にして答えさせる)
  • 10000円を1週間入れておく → ?円増える(演習にして答えさせる)

やりたがらないようならば、「まずはとにかくお金を入れてみなさい。勝手に増えるぞ」でも良いのではないかと思います。子供がお年玉など多額のお金を手にしたときなど、利回りとしてお菓子や文具が買えるような、まとまった額を与えられるタイミングが最もやりやすいと思います。親がルールにしたがってお金を支払い続ければ、子供もゲーム感覚でノッてくれるのではないかと思います。

早く娘に実践してみたいものです。

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長期投資における含み損への心構え

投資は余裕資金で行うと心に決める

含み損どころか最悪投資額を全額失っても生活を維持できるという心のゆとりが常になければ長期投資は行えません。したがって、投資は余裕資金で行います。余裕資金を見積もるためには、家計の収支をざっくりとでも掴む必要があります。

何年間投資するかを考える

私は、投資期間は長ければ長いほど良いと考えています。短い期間でリターンを得るには、巨額の投資金額を投じて小さい利回りであっても金額を膨らませるか、高い利回りのハイリスク商品を買う必要があり、どちらも賭け事のようなものです。投資期間が長いことは、配当を長く得られるために有利です。

第3回 長期投資のメリットとは - 投資信託協会
によると、
株式投資の年平均収益率は、

  • 1年間投資:-25%~72%(年平均13%)
  • 5年間投資:-7%~33%(年平均11%)
  • 10年間投資:-4%~23%(年平均10%)
  • 20年間投資:4.4%~21%(年平均11%)
  • 30年間投資:6.8%~13%(年平均10%)

と、投資期間が20年~30年間の長期投資では、収益がマイナスにならないことが分かっています。長く持つことでリスクを殺せます。だから、ひたすらホールドすることが重要であるということです。

投資商品の平均騰落率下落率を予め計算してから買う

投信やETFなどの投資商品は、交付目論見書を見れば過去の騰落率が書いてあります。後に書きますが、一括投資であれ積み立て投資であれ、投資商品の騰落率は変わりません。したがって、自分の資産がいくら含み損を抱えるかを予め見積もることで、含み損を許容する姿勢で投資を始めるのが良いと思います。

例えば、私も買っているeMAXIS Slim 先進国株式インデックス | eMAXISの場合、2012年9月末~2017年8月末の5年間で騰落率 -20.6% ~ 62.2%です。したがって、つみたてNISAで1年間40万円投資したとして、5年間で元本200万円が最悪40万円含み損を抱える可能性があると思っておけばOKです。

長期的には上昇する国に投資する

投資において過去のリターンは将来のリターンに無関係ですが、少なくとも将来的に渡って人口が増える国ではGDPが増えるため株価も上昇するはずです。なおかつ、投資が文化として定着していて、企業利益の株主還元が盛んで、外部監査など財務の透明性が法律的に整備されている国が望ましいです。以上から、私は投資対象国として先進国、特に米国を主力に据えています。

ドルコスト平均法を使う

長期的に上昇する国を投資先として据えるのであれば、一括投資よりも積み立て投資の方が良いと経験的に思っています。なぜなら、

  • 短期的な相場を掴むのは素人には不可能である
  • 相場が割高であるときに一括投資をしてしまうと、その直後に相場が悪化すると含み損を抱えてしまう

ためです。いきなり相場が急落すると、損切りしたくなってしまいます。一方、積み立てであればドルコスト平均法となるので、投資信託ETFの平均取得額が市場平均に近似し、短期的な下落相場やヨコヨコの相場にも対応できます。私含む一般的なサラリーマンならば毎月サラリーが得られるので、一括投資ではなく積み立て投資がしやすいと思います。目的達成するまで定期的に積み立てを続けることが大切だと思っています。

なお、ドルコスト平均法はノーロード(買付時手数料無料)の投資信託との相性が良いので、買うのであればノーロードの商品が良いでしょう。また、ETFであれば手数料負けしない額を投入するのが望ましいです。

ドルコスト平均法については、山崎元さんの下記記事が参考になります。

media.rakuten-sec.netこの記事では、ドルコスト平均法の弊害が書かれています。

ドルコスト平均法で起こりうる3つの弊害

  1. 機会損失の発生
  2. 支払い手数料の増加
  3. 一つの対象に対する集中投資によるリスク増加

1.は投資元本が多いほどリターンも多いので、当然です。ただし、投資元本が多いほど下落時の含み損は多くなります。一括投資ができる余裕資金があり、含み損を「柳に風」とできる人であれば、一括投資はむしろメリットであると思います。2. はノーロードの投信であれば無関係ですが、例えば個別株やETFなどは、投資金額によって手数料がかかります。3.は、集中投資によるリスク増大なので、分散性が高い投資信託ETFを投資対象とするのであれば、さほど気にする必要はないと思います。

含み損はやがて解消されると信じる

 長く相場にいれば下落相場もあるし上昇相場もあります。しかし、資本主義下の世界で世界経済の成長が止まらない限り、資本家に富が集まり続け、長期的に株式市場は成長します。
資本主義を代表する米国S&P500の長期チャートです。

f:id:cden:20180501083109p:plain

縦軸は対数プロットです。1998年から20年間で2.2倍に増えています。私は下落相場ではこの図を念頭に置いて投資を行っています。

一方、日本のTOPIXは、20年間で1.8倍に増えていますが、バブル崩壊の高値には達していません。インデックス長期投資では成長する国に投資することが重要であると思います。

インデックス個人投資家ブロガー 水瀬ケンイチさんの「売りたくなったら見るグラフ『パターンBEST』」は珠玉のグラフです。

randomwalker.blog19.fc2.comチャールズ・エリス著「敗者のゲーム」の一節にある「稲妻が輝く瞬間』に市場に居合わせなければならない」にある通り、下落相場からの急反転に居合わせるためには、単に株を売らないでいれば良いのだと思います。

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我が家(3人家族)の資産(H30年(2018)4月末日現在)

本稿は

cden.hatenablog.com

の続きです。

 

家族構成

  • 夫30代後半 団体職員
  • 妻30代前半 パート(妊娠中・休職中)
  • 子1歳後半 保育園通い

無リスク資産(現金預金)とリスク資産の割合

  • 生活防衛費:100万円
  • 投資待機資金(半年複利0.1%(税引き前)):300万円

ほか、リスク資産に転用しない定期預金、低解約払戻型生命保険などを含め、無リスク資産は全資産の80%程度あります。
無リスク資産を厚めにもつことは、私にとって、株価の暴落時や景気悪化にあっても粛々と買い増しを進める心のゆとりの源という位置づけです。

リスク資産

我が家では、使える制度はなるべく使って資産運用するという方針で長期投資を行っています。そのため、夫婦それぞれでiDeCoとつみたてNISAを行い、また子供の貯金も余裕資産と見なしてジュニアNISAを行っています。

その上で、私(夫)名義の特定口座で米国ETFと日本インデックス投資信託に投資しています。

 

リスク資産(H30年(2018)4月末日現在)

単位は円(ドル円109.03円@2018/04/27)です

    2018/04/28
合計
  買付額 5,888,331
  損益額 -277,480
  損益割合% -4.7
特定口座(日本・個別株)
  累計買付額 0
  損益額 -88,516
  損益割合%  
特定口座(日本・つみたてNISA以外)
  累計買付額 1,116,278
  損益額 -14,079
  損益割合% -1.3
つみたてNISA口座(自分)
  累計買付額 127,638
  損益額 -60
  損益割合% 0.0
特定口座(米国)
  累計買付額(円) 3,977,712
  損益額(円) -133,514
  損益割合% -3.4
NISA口座(妻)
  累計買付額 135,780
  損益額 -210
  損益割合% -0.2
ジュニアNISA口座(子供・投信)
  累計買付額 268,473
  損益額 -13,942
  損益割合% -5.2
特定口座(子供・個別株)
  累計買付額 0
  損益額 -27,100
  損益割合%  
iDeCo(自分)
  累計買付額 127,450
  損益額 341
  損益割合% 0.3
iDeCo(妻)
  累計買付額 135,000
  損益額 -400
  損益割合% -0.3

iDeCo掛け金 夫12,000円/月、妻23,000円/月
※つみたてNISA 夫・妻ともにH30年1月から限度額いっぱいを毎日積み立て(約1,660円/月、年400,000円)
※累計買付額が0で損失額のみあるものは、過去に損切りしたもの

補足

  • 投資はH29年2月から始め、現在1年2か月目の新米です
  • 個別株(定位株)に投資して損してからは、堅実にインデックスで長期積立しようという方針に変わりました
  • 投資対象国は先進国のみで、米国の比重を大きくしています
  • 特定口座で買った投信・ETFのはH30年2月の暴落後に買付したものです。含み損が5%程度ありますが、いつか騰がるだろうという心持ちで静観しています

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子供に対する「お金を払うときの心構え」の教え方

私は、子供にはお金を大事に使ってほしいと考えています。自分も妻もなるべく無駄な出費はしないようにして暮らしています。だから、子供にもムダ金はなるべく使わせたくない!そして、お金の価値をまだ知らない子供だからこそ、しっかりとお金を使わせ方を教えたいものです。

そこで本稿では、子供にお金を使わせるようになったら教えたいお金の躾について考えます。

 

お金の使わせ方①買う前に、買う必要性を考えさせる

誰でも、勢いで服を衝動買いしたことや、無いと思って買った物が家に帰ったらあったことや給料日にお金が手に入って同僚と飲み屋をハシゴしたことなど、無計画な買い物の経験があると思います。

これをなくすためには、物を買う前に、買う必要性についてしっかりと考える必要があります。

子供には、

「買ったら○○ちゃんのものになるんだけど、○○ちゃんはちゃんとお世話できる?」

「買ったら○○ちゃんのものになるんだけど、壊れるまでちゃんと使う?」

「買ったら○○ちゃんのものになるんだけど、残さずにちゃんと食べられる?」

などと、「買ったら○○ちゃんのものになるんだけど、ちゃんと××できる?」と問いかけを行うことで、モノの価値、ありがたみ、所有することの責任感や契約概念の基礎をしっかり考えさせ、買う物と向き合う姿勢を持たせることができると思います。

親としては、問いかけに対して買い与える十分な回答が得られたら、「○○ちゃんが言ったことは~ということが良かったよ。大事に使ってね」と返答すれば良いでしょうし、得られなかったら、最終的には買うにしても「物を途中で放り投げちゃったら、物はさみしくて泣いてしまうよ。○○ちゃんだってそう思うでしょ?」「食べ物は生き物に食べてもらうためにあるんだから、ありがたく食べないと物が可哀想だよ。しっかり食べられる?」などと、子供の感情を利用して諭すと良いと思います。

お金の使わせ方②買う前に、買った後どのように活用するかを考えさせる

支払いに対して、支払った後に「払って良かった」「気持ち良い買い物をした」と思えることは大切です。子供にそういった良い買い物をしてもらうためには、「買った後どのように活用するのか」をしっかり考えさせることが重要だと思います。

おもちゃだったら、「△△君(弟)や□□ちゃん(友達)と一緒に遊ぶよ」、お菓子だったら「△△君(弟)と半分こして一緒に食べるよ」など子供にとって「その物を買うことで楽しかった」と思わせることができれば良いと思います。

お金の使わせ方③子供が無駄遣いをしたときに、説得力をもって諭す

最初は「大事に使うよ」などと言っても、その思いを継続できないのが人間です。そこで、子供にせがまれて買った物を子供が活用できていないことが発覚した時にどうすれば良いかを考えます。

  1. 子供に使わない理由を問う
  2. 回答に対して、大事に使わせるよう諭して物を手渡す

こういったことは何度もあるでしょうから、親は次第に対応が荒くなり、頭ごなしに言いつけたり、語気が荒くなったりしてしまうかも知れません。しかしそのような対応は子供に不信感を与え、コミュニケーションをしづらくするだけなので我慢しましょう。親は子供と同じ土俵に上がる訳にはいきません。あくまで指導的なふるまいをすべきです。
親は子供が大事に使わない理由をうまく聞き出し(子供は表現しにくいこともあるでしょうから、ここが腕の見せ所だと思います)、気持ちを共有し、その上で使うよう諭すことが重要であると思います。

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子育て世代である私の投資目的と投資方針

株式投資の目的

株式投資とは、自分が持っているお金を資本として企業に提供し、経済価値を利益として稼ぐことが本質です。その本質を心得つつ、お金を増やす一手段として株式投資を行うことが大切かと思います。

わが子に株式投資させるために親(自分)が実践する

幸せのためにはある程度の資産が必要であると考えていますので、わが子にはお金のリテラシーを身につけさせた上で株式投資をさせたいと思っています。私はごく最近(アラフォー)になるまで株式投資とは無縁でしたので、勉強しながら株式投資を行います。その実践記を記し、わが子に語りたいと思っています。

将来的に持ち家をもつための資金を貯める

我が家では20年後に家を買うことを投資の目標にしています。したがって、20年後の余裕資産の目標額はおおむね3000万円としています。

投資の考え方

私の投資の考え方です。

公的年金個人年金、生命保険などを投資の一種と見なした上で、生活防衛資金や支出予定のある費用以外の余裕資金で行う

公的年金個人年金、生命保険、株式・・・すべて投資ですが、
他人が行う投資:公的年金、生命保険、個人年金など
他人が行う投資の中で、公的(義務的)なもの:公的年金
他人が行う投資の中で、商品のもの:個人年金、生命保険など
があり、公的な投資を優先して行います。商品のものはリスクや商品の特徴に応じて投資します。私は現在、低解約払戻し型の生命保険に入っています。

長期投資のため、特定の市場の個別銘柄よりも、経済発展が長期的に見込まれる国・地域に投資する

株式投資は長期で行うため、倒産の可能性のある個別銘柄よりも分散投資としています。したがって安い経費率の投資信託またはETFとしています。さらに、投資信託ETFはアクティブよりも指数と連動するインデックスとしています。
また、投資先をインデックスとするため、経済発展が長期的に見込まれる国・地域に投資しています。30年後まで持続的に人口増加が見込まれる先進国として、私はアメリカを基本的な投資対象国としています。日本は2050年頃に1億人まで人口が減るといわれていますので、基本的な投資対象国としていません。

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子育て世代である我が家の住まい方針:持ち家派か?賃貸派か?

 

持ち家派か?賃貸派か?という永遠のテーマ

住まいに掛かるお金は高額ゆえ、持ち家派か賃貸派かという永遠のテーマがありますが、我が家では築浅の賃貸アパートに住んでいこうと考えています。そう考えるに至った理由は

  • 賃貸アパートであれば会社から住宅補助が出るため
  • 子供の人数とライフスタイルが変わっていく中にあって、持ち家をもつことは危険と考えたため
  • 家の修繕費が掛かるし、固定資産税も掛かるし、設備も古くなる
  • 住宅ローンは結局借金であり、ローンを完済しないと持ち家は自分のものにならないから
  • 将来的な地価下落、土地・家あまりが予想されるため

です。それぞれ説明します。

賃貸アパートであれば会社から住宅補助が出るため

私はいわゆる見なし公務員のためか、公務員と同様に上限55000円の家賃に対してその半額が住宅手当として支給されています(ただし、家賃の中に公益費や駐車場代は含まれません)。したがって、アパートの選定においては家賃55000円までの物件が一つの区切りになります。今は、家賃45000円の2DKに3人で暮らしていますが必要十分です。

子供の人数とライフスタイルが変わっていく中にあって、持ち家をもつことは危険と考えたため

妻の考え方なのですが、子供が増えるなど家族構成が変わることや子供のライフスタイルの変化が予想されるのに、簡単には改築できない家をもつことは危険なのではないかということです。このような考え方に基づき、持ち家を考えるのは子供が独立してから。または、定収入が得られなくなる定年退職前後と考えています。

家の修繕費が掛かるし、固定資産税も掛かるし、設備も古くなる

 家は買えば永続的に使える訳ではなく、修繕が必要になります。私の住む地域は海沿いなので、塩害・風害の心配がありますので、修繕は必須と考えています。また、津波による水没のリスクもあり、持ち家にする必要性をあまり感じません。

住宅ローンは結局借金であり、ローンを完済しないと持ち家は自分のものにならないから

ローンの金利は、政策金利の低下により歴史的な低金利です。しかしながら、ローンは土地と家を抵当にした借金ですので、負債を負うことになってしまいます。私は、ローンを組むにしても、十分な頭金を蓄えてからが良いと考えていますので、やはり持ち家を現状でもつことは考えられません。

将来的な地価下落、土地・家あまりが予想されるため

私は地方暮らしです。地方の地価は下落の一途を辿っています。そして、将来的に過疎化が進むと予想されています。このような中で、現状で無理して土地を買う必要はないのではないかと思っています。昨今の不動産投資ブームで近所にはたくさんのアパートが新築されています。このような築浅物件を渡り歩いていけば、子供が増えても快適に住むことができるのではないか―――。そう思っています。

 

ということで、我が家ではおおよそ20年後に持ち家をもつべく、住みたい家のイメージを膨らませていこうとしています。

© 2010 自立を願う父さんのお金教育